Meta Quest Storeで販売中のVRステルスアクションゲーム「Espire 2」に、MR（複合現実）対応ミッションを追加する無料アップデートの実施が発表されました。2023年末の実施を予定しているとのことです。
「Espire 2」は潜入型アンドロイドとなって、任務遂行に挑むVRステルスアクションゲーム「Espire 1: VR Operative」の続編。テロリスト集団「OPHIS」の世界征服計画を阻止すべく、プレイヤーは彼らの本拠地へと潜入し、様々なミッションに挑んでいきます。
最大2人まで参加可能な協力型マルチプレイ、2種類のフレームを使い分けて敵の目を欺く戦術的な要素を特徴としています。前作の売りでもあった音声制御機能、スローモーションを始めとする特殊アクションも健在です。
本作は発売後にも定期的なアップデートが行われていて、これまでにボイスチャット機能、13の新ミッションなどが追加されてきました。
今回発表されたMR対応ミッションこと「Espire MR」は、本編とは独立したゲームモードになるとのこと。開発のDigital Lodeによりますと、ミッションの内容はあらかじめ設計されたものとのことですが、アイテムに敵、トラップの配置は自動生成形式。プレイする環境に応じて変化する仕組みになっているようです。さらにDigital Lodeによれば、このモードはMeta Quest 3を前提に設計されているとのこと。ただし、Quest 2とQuest Proにも対応する予定で、現在、それを前提に開発が進められている模様です。
このほか、MRモードを追加するアップデートでは、さらなるQuest 3を前提にしたグラフィック強化のアップデートを予定。並行してゲームエンジンもUnreal Engineの最新バージョン（4.27plus）に更新され、ゲーム全体の快適性も大きく向上されるようです。より具体的な情報については随時発表していくとのことで、年末に向けた動向が注目されます。
