VR/MRパズルゲーム「Does It Stack?」が、10月中旬にリリースされました。本作はチーズや本、銅像といったオブジェクトを上に重ねていくゲームで、シンプルながら頭を悩ませる体験ができます。
「Does It Stack?」は、VR空間の机の周りに置かれたさまざまなオブジェクトを重ね合わせて、ボーダーライン以上の高さを目指して積み上げていくゲームです。ただ積み上げていくだけでなく、同じ色の部分を重ねるとオブジェクトが吹き飛んでしまうというルールがあり、何も考えず簡単にはクリアできません。オブジェクトの造形は平らな部分のないものもあるので、時に慎重に、時に大胆に積み上げる必要があります。
実際にプレイしてみました(最初の1ステージ目だけネタバレがあります)。本作は英語のため説明書きが分からないことがありますが、物を掴んで積み上げるという動作は直感的な操作で出来るので、チュートリアルを挟んだら、すぐにゲームを始められます。
まずは複数の本とコップが並ぶステージです。そのまま本とコップを重ねただけではボーダーにあとちょっとだけ届きませんが……?
本を立たせたらボーダーを越えられました! 少しの閃きで上手く積み上げられたときが気持ち良い! どうやらクリアごとに新しいオブジェクトを獲得でき、他のモードで使えるようです。
ステージを進めるたびに新たなオブジェクトが次々と出現しますが、ユニットバスの模型のような個性的なかたちのものもあり、取り扱いが非常に悩ましくなってきます。そのままだと縦置きもできないので、なんとか活用したいのですが……?
ステージの途中からはグルーガンも登場。物と物をくっつけられるようになり、積み重ねの自由度が一気に上がります。ただし、使用回数には制限があり、くっつけたとしてもバランスに気をつけなくてはいけません。また、すべてのステージで使えるようになるわけではないので、やはり自分の頭で考える必要があります。積み重ね方によっては芸術的なかたちに仕上がることもあり、シュールな笑いを誘います。
オプションでAR(MR)モードも選べます。試しにアンロックしたオブジェクトを設置してみました。
これまでゲットしたオブジェクトを一気に出現させるのは、おもちゃ箱をひっくり返したようなワクワク感があります。オブジェクトは色を自由に変えられるので、ひたすら同じものを重ね続けることも可能。ミッションよりも遥かにタワーづくりを目指すこともできますし、造形にこだわることだってできます。
「Does It Stack?」は1,300円。ローカルマルチプレイもあり、友だちと遊ぶこともできます。MRで気楽にパズルを楽しみたい人にオススメです。
配信先はこちら。
https://www.meta.com/ja-jp/experiences/does-it-stack/7641276975930797/
(参考)Metaストア 配信ページ