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話題 2020.02.28

ファンメイドのVR版「デス・ストランディング」がOculus Quest向けに制作中?

2019年11月8日にPlayStation 4で発売され、2020年夏頃にPC版の発売も予定されているコジマプロダクション制作のアクション“ストランド”ゲーム「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」。

俳優のノーマン・リーダス演じる主人公「サム・ポーター・ブリッジズ」を操作し、荷物を目的地に配送しながら「カイラル通信」なる次世代の通信インフラを開通させ、北米大陸を繋ぎ直す壮大なストーリー、配達に着目したゲームプレイと独特なオンライン要素で国内外を問わず高く評価されました。

そんな同作をOculus Quest向けのVRゲームにしようとする開発者が現れ、注目を集めています

VR版の「DEATH STRANDING」の制作に取り組んでいるのはKing Ceryn氏。今月、Redditにてその概略、並びにゲームプレイの様子を「DEATH STRANDING」の監督でコジマプロダクション代表の小島秀夫氏”風”の演出と共に紹介するトレイラーを公開しました。トレイラーのクレジットによれば、制作に用いているエンジンは「Unity」とのこと。

僅か1分ほどの映像ですが、同作で敵として登場する「BT」に左手に装着された手錠端末、周囲の地形を測量するセンサー「オドラデク」、荷物にダメージを与える時雨(タイムフォール)から身を守る「時雨シェルター」、アサルトライフルといったキャラクター、施設、ガジェットが忠実かつ多少“可愛らしく”再現されている様子が確認できます。ただ、本作の象徴的なキャラクターにして、BT探知に活躍する「BB(ブリッジ・ベイビー)」が入ったカプセルは真っ黒だったり、件の「BT」もその3Dモデルが宙に浮いているような感じになっていたりと、細かい所では表現上の限界も見受けられます。

King Ceryn氏は、将来的に遊べるゲームに仕上げる計画を立てている模様。しかし、ファンメイドの非公式作品のため、実現されることはまずないだろうと、UploadVRは綴っています。

(参考)UploadVR


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