2016年第一四半期に発売されるOculus Rift製品版を動作するための推奨環境が発表されました。
先週、Oculus Riftが2016年第一四半期の発売されることが発表され、外観が明らかとなりました。発表の際に、性能等は次週以降発表していくとのコメントがありましたが、5月15日は、PCの推奨環境と新たな開発者用SDK0.6.0が明らかとなりました。
Oculus VR社は公式ブログを通じて、発表を行いました。
推奨環境は以下のとおりです。
グラフィックボード:NVIDIA GTX 970及びAMD 290 以上
CPU:Intel Core i5-4590 以上
メモリ:8GB 以上
映像出力:HDMI 1.3
USB端子:2つのUSB 3.0
OS:Windows 7 SP1以降
また、別の記事の中で、Oculus Rift製品版の解像度は2160×1200(両眼合わせて)、フレームレートは90Hzになるとの発表もされています。
Oculus VR社は、発表の中で、「素晴らしいVRの体験をするために、まず必要になる魔法は、どこか新しい場所にテレポートしたという紛れも無い感覚=”Presence(実在感)”です。快適な実在感を実現し続けるためには、適切なハードウェアと、適切なコンテンツ、そしてシステムが必要となります。(中略)Oculus Riftでプレイできるゲームや体験はこの環境下で動かすことで素晴らしいものになるでしょう。最終的には、私たちはこのようにスペックをがVRが成功するための最初の一歩だと思っています。コンテンツ開発者は、このスペックに合わせてゲームを最適化することで、実在感が継続して実現し、開発もしやすくなります」として発表を行いました。
デスクトップのゲーミングPCが必要となる推奨スペックですが、Oculus VR社はこのスペックを満たすPCの価格はもっと下がっていくだろうとしています。
(参考)
The Rift’s Recommended Spec, PC SDK 0.6 Released, and Mobile VR Jam Voting – Oulus VR公式ブログ(英語)
https://www.oculus.com/blog/the-rifts-recommended-spec-pc-sdk-0-6-released-and-mobile-vr-jam-voting/
Powering the Rift – Oculus VR公式ブログ(英語)
https://www.oculus.com/blog/powering-the-rift/