ホロライブ運営のカバーが新スタジオを設立 総工費27億円 最新のVICONカメラを200台以上設置

VTuber事務所ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が、テニスコート約10面以上の規模の新スタジオを設立しました。

新スタジオは、企業ミッションである「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」のもと、約1年半を費やし、総工費27億円を投資して設立されました。最新鋭のモーションキャプチャー設備を構えるほか、レコーディング設備も併設。従来のコンテンツの開発スピードや制作自由度を向上させるだけでなく、より緻密な表現や高品質なコンテンツ制作が可能になったそうです。

新スタジオでは、モーションキャプチャースタジオ、クロマキースタジオ、レコーディングスタジオなど、コンテンツに合わせた収録を、全て1フロアで行えるように。スタジオ全体の面積は、テニスコート約10面以上の国内最大級の規模になったと明かしています。

新設されたモーションキャプチャースタジオは、最新のVICONカメラであるVALKYRIE（VK-26）をスタジオ全体で200台以上設置しており、キャプチャー精度の向上の他、繊細なモーションが撮影できるようになっています。このほか、コントロール周りでは最新のスイッチャーシステムを導入し、熱源対策なども完備されているとのこと。

また、今回併設されたレコーディングスタジオは音楽業界標準の機器が導入されており、スタジオ内でのCD音源やボイス収録などが可能となりました。

新スタジオ設立に伴う採用説明会も実施

今回の新スタジオ設立にあわせ、スタジオ配信・技術スタッフの採用を強化するため、ホロライブプロダクションを運営するメンバーを募集しています。

Ⓒ 2016 COVER Corp.

（参考）プレスリリース