スタジオジブリ作品に影響を受けた短編アドベンチャーゲーム「Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜」VR版が発売

ポイント＆クリック型短編アドベンチャーゲーム「Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜」のVR版、「Behind the Frame: The Finest Scenery VR」が9月15日より、SteamとMeta Quest Store、PlayStation Storeで販売開始となりました。

価格はSteamが税込2,300円、Meta Quest Storeが税込2,208円、PlayStation Storeが税込2,310円です。いずれもゲーム内言語は日本語に対応しています。

原作となる「Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜」は2021年にSteam、2022年にNintendo Switch、PlayStation 4、スマートフォン（iOS、Android）向けに発売されています。

プレイヤーはグラフィックデザイナー兼イラストレーターの女性になり、アパートの一室で絵に色を塗ったり、時には部屋の中を探索したりしながらストーリーを進めていきます。スタジオジブリ作品に強い影響を受けたキャラクターデザインと、アニメーションと共に紡がれるストーリー、程よくパズル要素を含んだゲーム内容などで高く評価され、多数の国際的な賞に輝きました。

VR版は本編の主な舞台となるアパートの一室が完全な3Dに。それにより、360度のパノラマで表現された部屋の表現が大幅に向上したほか、実際に歩き回れるようにもなりました。

また、色を塗る、部屋の中に置かれた物（オブジェクト）に触れるといった操作もVRならではの直感的なスタイルに一新。主人公になりきって、一連のストーリーが楽しめるようになっています。ストーリー自体は原作そのままですが、各種表現と演出の変更によって、プレイ済みの方も新鮮な体験を味わえることでしょう。

すでに原作をプレイ済みである方に限らず、スタジオジブリ作品が好きな人にも注目の新作です。

ソフトウェア概要

（参考）Steam、Meta Quest Store、PlayStation Store