バーチャルアーティストの開発スタジオであるAuxumanは、同スタジオ初となるミュージックアルバム「Auxuman Vol.1」をリリースしました。アルバムには5人のバーチャルアーティストが歌う10曲が収録されています。
個性を形成されたAIアーティスト
バーチャルアーティストのヨナ（Yona）、モニー（Mony）、ジェミニ（Gemini）、ヘクセ（Hexe）、Zoya（ゾヤ）は、それぞれ独自のパーソナリティを持つ“AIアーティスト”。開発者によると、アーティスト達は物語や音楽などを用いて、各自の人格や感情を形成しているとのこと。
リーダーのヨナは、カナダ人作家マーガレット・アトウッド（Margaret Atwood）の作品や10代の若者や都会生活に関する出版物を「与え」られ、純粋でロマンティックな性格を持つようになったとのこと。一方で、ヘクセはよりアグレッシブで悩みを持つ性格が形成されるなど、アーティストはそれぞれの個性を持っています。
今後の活躍の幅が拡がる
本アルバムの特徴は、すべての曲、歌詞、リズムはすべてAIによって制作されている点です。AuxumanのCEOを務めるAsh Koosha氏はVRScoutのインタビューで、「開発チームは曲の要素を1つにまとめるプロデューサー的役割だけを担っており、楽曲は完全にデジタルで生成されている」とコメントしました。
同スタジオは、アーティスト達の今後の活躍について、ゲームストリーミングだけでなく、ライブパフォーマンスでの活動も視野に入れているとのことです。
現在「Auxuman Vol.1」は無料で視聴が可能です。ヨナの「One」、モニーの「Marlene」、ジェミニの「IF Sad」、ゾヤの「Never Alone」、ヘクセの「Subject」、そのほかAI作曲の5曲が収録されています。また、同スタジオは毎月新曲を配信する予定でいることを発表しています。
「Auxuman」のアルバム曲は以下から視聴できます。
・YouTube「Auxuman」
・Soundckoud「Auxuman Vol.1」
・Spotify「Auxuman」
・Bandcamp「Auxuman Vol.1」
（参考）VRScout
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