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Oculus Rift 2019.01.07

Oculus Rift、WinMRとPCをUSB-Cで繫ぐ変換アダプタ登場

PC向けサプライを販売する米企業Accell Cablesは、VR向けアダプターの発売を2019年1月14日より開始することを発表しました。

本アダプタを使用することで、VRヘッドセット用ケーブルを単一のUSB-Cコネクタ(GPUに付属するUSB-C)に変換することができます。また、延長ケーブルになるため体験時の移動範囲を拡大します。

Oculus RiftやWindows Mixed Reality(WinMR)ヘッドセットでは、映像転送用のHDMIケーブルとデータ転送用のUSB-Aケーブルの2本をPCに挿して使用します。今回発表されたアダプターでは、2本のケーブルを1本のUSB-Cケーブルに変換します。これにより、最新のNVIDIA RTX GPUのUSB-C端子に挿すことができるようになります。また、NVIDIAのGPUでUSB-C端子があるノートPCにも接続可能になると謳っています。AMDのGPUを搭載したPCでは使用できません。

USBポートやビデオ用ポートが不足している場合は、このアダプタを使用頻度の高いポートとして使うこともできます。 さらに、Accell VR Adapterのケーブルは8フィート(約2.5メートル)の長さとなっており、ヘッドセットのケーブル以上の長さに延長されます。

本アダプタはOculus Ready認証モデルをサポートし、正式にOculus Riftとの互換性があることに加え、Windows Mixed RealityのVRヘッドセットとも互換性があるとしています。同様にPCと接続するHTC VIVEとの互換性については言及されていません。

なお、Accell VRは、PC向けVRの標準規格である「VirtualLink規格」に対応した製品ではありません。標準的なUSB-CコネクタのDisplayPortのAlternate Modeを使用しているとのことです。

Accell VRは、海外のAmazonサイト及びAccell Cablesの公式サイトから販売予定。価格は49.99ドルです。

(参考)Road to VR
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