11月4日、ValveはSteamVRのベータ版2.19.1を配信しました。ストリーミング時の画質改善が主な内容です。
今回の更新では文字の輪郭がくっきりし、色の見え方や細部の表現も向上しました。効果はストリーミングで動作するVRアプリ全般に及びます。SteamVRのインターフェイスやデスクトップのストリーミング表示、サードパーティ製オーバーレイ、シアタースクリーンも対象です。
変更の中心となったのは、ストリーミング用アプリのSteam Linkです。PC向けVRアプリをストリーミングする際の推奨レンダリング解像度が引き上げられ、ヘッドセットのパネル解像度の1.4倍を狙う設定が既定になりました。従来は推奨解像度の決定にGPUの性能テストを使っていましたが、この工程は廃止されています。Steam Frameでは、エンコードされる映像のサイズが1152から1216へ拡大しました。
色の処理も見直されました。エンコード前に色情報を縮小する工程へ高品質なフィルターを導入し、細かな色味を保ちやすくしています。彩度の高い色が隣り合う境界では、明るさの再現性が改善しました。高精細に描画する領域の外側でも縮小処理の質が上がり、周辺部分の見え方が整っています。
更新前後の画質は、自分で見比べられます。ホストとなるPCでSteam Linkの詳細設定を開き、Stream QualityからDefaultかLegacyを選ぶ方式です。Legacyを選ぶと従来の画質が再現されます。なお、エンコード映像のサイズやレンダリング解像度を手動で変更している場合、その内容は引き継がれます。新しい既定値を試すにはAutoへ戻してください。
この更新を利用するには、SteamVRのベータ版への参加が必要です。
参考
https://store.steampowered.com/news/app/250820/view/683017363938871519?l=english
https://roadtovr.com/steamvr-beta-update-image-quality-quest-frame-pico/
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