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Roblox 2026.10.30 sponsored

Robloxの新たな才能がここに集合!「イグニサスクリエイターアワード2026」レポート

Robloxを活用した広告配信・計測事業/ゲーム企画・開発を手がけるイグニサス株式会社は、Robloxクリエイターを表彰する「イグニサスクリエイターアワード2026(ICA)」の表彰式を2026年10月17日に新橋で開催しました。ベストワールド賞とモンドリアン特別賞をダブル受賞したのは、たんじ氏の『Vege Fighters(ベジファイターズ)』。本記事では、表彰式の模様と受賞者・審査員のコメントを紹介します。

※本記事はイグニサス株式会社の寄稿記事となります。

Robloxクリエイターに光を当てるアワード

イグニサスクリエイターアワード2026は、Robloxクリエイターが生み出したワールドを、より多くの人の目に触れさせることを目的としたアワードです。2026年5月13日から7月10日まで作品を募集し、9月中旬に同社の公式Xおよび公式サイトで結果が発表されました。
賞と賞金は以下の通りです。

賞 賞金 人数
ベストワールド賞 30万円 1名
グッドワールド賞 10万円 最大2名
クリエイターマナト特別賞 5万円 1名
モンドリアン特別賞 5万円 1名
ワンダーワークス特別賞 5万円 1名

「クリエイターがフォーカスされる場を作りたい」


イグニサスクリエイターアワード2026事務局長 小林氏(イグニサス株式会社 代表取締役)

表彰式の冒頭では、事務局長を務めたイグニサス株式会社 代表取締役の小林氏が挨拶しました。同社は、NECの新規事業をスタートアップとしてスピンアウトする形で、約1年前に創業した企業です。
小林氏は「Robloxの業界を盛り上げたい、クリエイターの皆さんがフォーカスされる場を作りたいという思いから、Robloxクリエイターや関係者の方々をお招きして、今回のアワードを実施しました。Robloxに関わる多くの方にお越しいただき、本当に嬉しく思っています」と語りました。審査には、モンドリアン、クリエイターマナト氏、ワンダーワークスの3者が特別審査員として協力。イグニサス株式会社 取締役CSOの近藤氏も審査員として各作品を講評しました。

イグニサス株式会社 取締役CSO 近藤氏

【ベストワールド賞・モンドリアン特別賞】たんじ氏『Vege Fighters』


ベストワールド賞・モンドリアン特別賞を受賞したたんじ氏
最高賞のベストワールド賞と、モンドリアン特別賞をダブル受賞したのは、たんじ氏の『Vege Fighters(ベジファイターズ)』です。襲いかかってくる野菜を倒すと種がドロップし、その種から育てた野菜を武器にしてさらに戦っていく、“野菜だらけ”のゲームです。

受賞発表の時点では多くのプレイヤーが遊ぶ人気作となっていましたが、たんじ氏によると、応募した当時の同時アクティブユーザーは10人にも満たない程度だったとのこと。「人気だからではなく、きちんと内容を見て選んでいただけたことが、僕としては何より嬉しいです」と喜びを語りました。
本作が生まれたきっかけは、応募開始から締め切りまで約1か月という、別の短期間のコンテストでした。「短期間でいかに面白いゲームを作るか」を考えたたんじ氏は、以前に制作した猫が冒険するゲームのシステムを流用し、今度はRobloxのアバターキャラクターで遊べるゲームとして仕上げることにしたといいます。
苦労したのは敵キャラクターの制作でした。AIも活用しながら試行錯誤する中で、「かわいくて分かりやすい敵」として行き着いたのが野菜です。野菜のモデルにアバター用のリグを設定したところ、かわいらしく、しかも動かしやすく仕上がったことから、野菜をテーマにすることを決めました。前年に『Grow a Garden』がヒットしていたこともあり、「野菜を育てる」という要素がトレンド的にもゲーム性としても噛み合うと考えたそうです。

審査員コメント

イグニサスの近藤氏は、「野菜を倒すというかわいらしいゲームで、Robloxの世界観にも合っていると感じました。敵を倒すとコインが出てくるなど、プレイのモチベーションが湧いてくる作りになっている点が、個人的にすごく良かったです」と評価しました。
モンドリアン特別賞の審査を担当したモンドリアンの前田氏は、自身もインディーゲームを年間100本ほど購入して遊ぶプレイヤーだといいます。「ログインしてみると、アクティブユーザーが300人を超えている状態でした。審査で一番注目したのは、AFK(放置)エリアを2つに分けて、ゴールドと経験値のどちらを稼ぐかを選べるようにしていた点です。手軽に放置できるだけでなく、それを選択制にしているのは面白いアイデアだと思いました」とコメント。さらに「操作性や、RPGとしてしっかり遊べる部分も、シンプルながらきちんと作り込まれています。新しいワールドに入ってみるとさらにいろいろな仕掛けがあったので、家に帰ってまた遊んでみようと思える作品でした」と語りました。

【グッドワールド賞】Re:Origin『Dig & Death Ride』


グッドワールド賞を受賞したRe:Origin 制作チーム
グッドワールド賞を受賞したのは、Re:Originの『Dig & Death Ride』です。登壇したAster氏は、特にこだわったポイントとしてアクションを挙げました。敵との戦闘では、相手がどのような攻撃を仕掛けてくるかが分かるよう、AoE(範囲攻撃)の表示システムに加えて、エフェクトと効果音もオリジナルで制作し、アクションの爽快感を出せるように工夫したとのこと。

Re:Originは、Aster氏に加え、3Dモデラーとサウンドクリエイターの3人で開発を行っています。「2人にはめちゃくちゃわがままを聞いてもらい、何度も試行錯誤してもらったおかげで、作品としての一体感を出すことができました」と、チームメンバーへの感謝を述べました。
本作は、完成までに3回ほど作り直しているとのこと。当初は「武器を食べて戦闘する」というコンセプトでしたが、システムが複雑になりすぎたため、「武器を食べて世界を破壊する」という分かりやすい方向に変更。しかしそれでもリテンション(継続率)が伸びず、次に「地下に潜って探索する」というシンプルな形にしましたが、まだ手応えは得られなかったといいます。最終的には誰もが知る「MineCraft」の要素とRobloxで人気なサバイバルゲーム「Dead Rails」の要素を掛け合わせた現在の形になりました。「心が折れそうになったこともありましたが、試行錯誤と苦戦の末に出来上がったゲームです。ぜひ遊んでみてください」と呼びかけました。

審査員コメント

近藤氏は「アクションの爽快感がすごく良かったです。閉鎖空間の中を進んでいくドキドキ感もあって、とても楽しめました」とコメントしました。

【クリエイターマナト特別賞】KENBOZ氏『FISH RNG』


クリエイターマナト特別賞を受賞したKENBOZ氏と審査員のマナト氏
クリエイターマナト特別賞は、KENBOZ氏の『FISH RNG』が受賞しました。KENBOZ氏はこれまで『もっちのぴょんぴょん大冒険』などアクション系のゲームを中心に制作してきましたが、本作では新たにシミュレータージャンルに挑戦しています。

制作にあたっては、大ヒットした『スライムRNG』を参考に、その面白い部分を取り入れつつ独自の要素を加える形を目指したとのこと。「シミュレーターは一見すると簡単に作れそうですが、実際に作ってみるとめちゃくちゃ難しいと分かりました。参考作品からはかなりずらしたつもりですが、少しずらしすぎたという反省点もあります。今後もシミュレータージャンルに挑戦していきたいです」と意欲を語りました。

審査員コメント

審査を担当したマナト氏は、「まず、しっかり作り込まれているという印象でした。まだ捕まえていない魚はシルエットだけがアイコンとして表示され、実際に捕まえてみないとどんな魚か分からない。それが『捕まえよう』という動機付けになっています。捕まえたときの音やエフェクトもしっかり作られていて、気持ちよく遊べるゲームでした」と評価しました。

【ワンダーワークス特別賞】そば好き氏『Noob RNG』


ワンダーワークス特別賞を受賞したそば好き氏とワンダーワークス株式会社中村氏
ワンダーワークス特別賞は、そば好き氏の『Noob RNG』が受賞しました。
「この度は素敵な賞をいただき、ありがとうございます」と喜びを述べたそば好き氏。本作の前には『クローン階段タイクーン』を制作していましたが、スタンダードな作り方では非効率だという印象があったといいます。

そこで今回のコンテストに向けて、制作の進め方そのものを見直しました。AIを活用したほか、企画も自分の頭の中だけで考えるのではなく企画書として書き起こし、チームメンバーと共有する方法をとったそうです。「コンテストに間に合わせるために制作したので、今後も改良していきたいです」と語りました。

審査員コメント

ワンダーワークスの中村氏は、「キャラクターがかわいくて、見ているだけでももちろん楽しいのですが、すごいと思ったのは、プレイヤーにあえて何もさせないところです。この手の放置ゲームは多いと思いますが、プレイヤーが何もしない、何もできないという点に振り切っていて面白い。キャラクターのかわいさを追求し尽くしているところが、すごく魅力的でした」と語りました。


ロブロックス 平野氏

「主役を担うのはクリエイターたちのコンテンツ」

表彰に続いて、ロブロックスの平野洋二氏が乾杯の挨拶に立ちました。開発者を支援するデベロッパーリレーションのチームに所属しています。
平野氏は「本日はご招待くださいまして、ありがとうございます。受賞者の皆さん、おめでとうございます。アメリカ本社のチームも受賞作をプレイさせていただいたようで、とても感激していました」とコメントしました。
さらに、ロブロックスには現在グローバルで毎日1億2,300万人が集まっていると紹介。9月にアメリカのサンノゼで開催した開発者向けイベント「RDC」では、CEOのデイビッド・バズーキ氏が「世界にはもっと遊びが必要だ」と語ったそうです。「ロブロックスはあくまで場所を提供しているだけで、主役を担うのはクリエイターの皆さんが制作してくださるコンテンツです。『コンテンツ・イズ・キング』という言葉がありますが、引き続きたくさんの魅力的なコンテンツでロブロックスのコミュニティを盛り上げてくださいますよう、お願いします」と呼びかけました。
最後に「特に日本の皆さんと一緒にどんどんゲームを開発していきたいです。いつか『Roblox Innovation Awards(ロブロックス・イノベーション・アワード)』を日本のクリエイターが受賞してくれたら、その日はみんなで盛大にお祝いをしたいですね!」と、日本のクリエイターへの期待を語りました。
受賞者の言葉からは、何度もの作り直しや、AIの活用・企画書の共有といった制作手法の見直しなど、それぞれの挑戦が浮かび上がりました。平野氏が語った「いつか日本のクリエイターがRoblox Innovation Awardsを受賞する日」に向けて、本アワードが国内クリエイターの次の一歩を後押しする場となることが期待されます。
(参考)イグニサスクリエイターアワード2026(ICA)の開催のお知らせ:https://ignithus.com/information/article/xGaA3dII


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