10月25日、日本マーケティング学会のカンファレンスで、静岡県立美術館とホロライブVTuber儒烏風亭らでんさんの協働事例に関する研究報告が行われます。発表するのは一橋大学経営管理研究科准教授の青木哲也氏と、静岡県立美術館企画総務課主任の柳田篤志氏です。
テーマは公共組織によるVTuber活用戦略。同館の「中村宏展」と儒烏風亭らでんさんの協働を題材に、来館者の行動や地域への経済波及を分析しました。
分析によると、来館者の約34%がVTuberの発信をきっかけに来館したと推定されます。この経路の来館者は県外在住者が72.8%、20〜30代が58.8%、初めて同館を訪れた人が79.4%。宿泊率も他の経路の2.4倍にのぼり、飲食や観光を含む周辺地域での消費行動も活発でした。会期中の来場者全体による域内の直接消費額は、約7,000万円と推計されています。このうちVTuberとの協働で増えた来館者の消費額は約3,600万円。全体のおよそ半分を占める計算です。
一方、来館者の中心となる年代層と、域内消費額の大きかった年代層は一致しなかったとのこと。報告はこの点を踏まえ、多様な立場の関係者が関わる公共組織では、協働するVTuberの選定基準が関係者ごとに異なりうると指摘しています。詳細は学会で発表される予定です。
今週末25日(日)、静岡県立美術館×らでんさんコラボの経済効果を学会発表します! 是非お運びください!https://t.co/6w27Iyf1Vi
#日本マーケティング学会 #静岡県立美術館 #儒烏風亭らでん #見て見てらでんちゃん https://t.co/i4llxhCQte— 青木哲也 (@ttsy_ak) October 22, 2026
参考
https://x.com/ttsy_ak/status/2113082006167019853
https://www.j-mac.or.jp/oral/index.php
