VRChatは、ワールドとアバターのクリエイター向けに開発中の機能をまとめたロードマップを公開しました。8月時点の内容で、今後変更される可能性があります。
新しい動きがあるのは、ワールドのアナリティクス機能です。現時点ではごく初期の段階にあり、招待された数十人のワールドクリエイターに簡易的な分析データを提供する小規模なテストが進んでいます。本格的な分析システムを支えられる体制がまだ整っていないため、招待数を絞ったとしています。
このテストの狙いは、どの指標が重要で、クリエイターがデータを基にワールドの改善にどう生かせるのかを見極める点にあります。小規模テストで得た知見をもとに、来年にはより多くのクリエイターが使える分析システムを構築する計画ですが、実現にはかなりの時間がかかる見込みだと説明しています。
ロードマップにはこのほか、Udonでのアバターのボーントラッキング、VRCBillboard、Soba、Action Drivers、Material Contactsが並びます。開発者向けの制作ツール一式であるSDKをUnity 6に対応させる作業も進行中です。
また、ワールド内でポータルを設置できない区域を指定する機能も開発が進んでいます。従来は、ポータルを全面的に禁止するか、プレイヤーのスポーン地点を除くどこでも設置を許可するかの二択しかありませんでした。ゲームなど、他人のポータルに誤って入り込みたくない空間で役立つとしています。
2026年3月のロードマップでは、公開した8項目のうち5項目が完了しました。アバターへのレイキャスト機能やVRCTweenなどが実装済みです。一方、アバターオプティマイザーは一旦ロードマップから外れました。Unity 6への対応を先に進める必要があり、既存の外部ツールとの共存も課題となるためです。将来的な復帰は見込まれています。
参考
https://ask.vrchat.com/t/vrchat-creators-roadmap-august-2026/48896
