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VTuber 2026.07.21

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~7月17日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!

【総集編】物理的にバグる現実存在系VTuber【43本+α】#現世ミレン #新人vtuber

現世ミレンは「現実存在系VTuber」。実写の中に登場しては、「マスター」と呼ばれる人間と対話しながら映像を撮影しています。今回は、今までアップしたショート動画をまとめた総集編動画が公開されました。これを見れば、ロンドンに住む現世ミレンのかなり特異な活動スタイルがよくわかるはずです。

実写の中に溶け込む現世ミレンの姿は本当に実在しているかのよう。それでいてしれっと壁を抜けたりできるバーチャル感も兼ね備えています。
ユニークなのは、現世ミレンはマスターとの対話形式での登場が多いという部分です。「ロンドンで人間と暮らしています」と明言しているので、本人はVTuberであり人間ではない、というのは事実のようです。不思議な関係のふたりですが、そのやり取りはリアルとバーチャルの垣根を飛び越えており、至って自然なコミュニケーションが取られています。
テンポのいい会話のやりとり、リズミカルな編集、ハイセンスな字幕の使い方で、短い時間の中でしっかり楽しませてくれるのも現世ミレンの動画の魅力的な部分。オシャレなバーチャル・リアル融合漫才と言ったテイストなのですが、視聴者に「オシャレ」と言われることすらもジョークのネタに使って攻めてきます。日常に溶け込んだ姿の切り取り、非日常的なVTuber的動かし方、動画コンテンツとしてのメタ的ないじりなど、多彩な切り口でエンタメしている現世ミレンのスタイルは現在注目を集めており、ぐんぐん人気を伸ばしている最中です。

気持ちがシャキッとするようなキレのいい音が心地よい、オリジナル曲である「今日も漂う」のデモ版MVでは、Vlogスタイルでロンドンの生活が撮影されています。タイトルにあるように、現世ミレンは現実に存在するVTuberなのがこれを観るとよくわかります。素敵な音楽と共に、マスターと過ごす優雅な一日が堪能できる一本です。

【散歩vlog】やっぱりまだ1人で動画撮るのは恥ずかしいや

VTuberではありませんが、実写とアニメーション融合型お散歩Vlogとしてハイクオリティな作品なので紹介させていただきます。シーマイナによる今回のお散歩は、都内の湾岸エリアを、日本橋から気ままにまわるというもの。地面が二階層あるところにワクワクしたり、特に何もない場所を歩くことに喜びを感じたりと、彼女ならではの感性が落ち着いたトーンのしゃべりで綴られながら撮影されています。

基本的に自撮りスタイルでの撮影になっているのですが、シーマイナの動きは非常に滑らか。実写の中にすんなり溶け込んでいます。特に光があたったときの陰影の付き方がリアルで、歩いて通り過ぎたときなどは街頭や自然光がきれいに彼女を照らしているのが観られます。また実写のドリンクを手にとって飲むシーンも至って自然で、実写とアニメーションの境界線が全くわからないレベルで融合されています。あまりにも動きが自然なのですが、どういう技術が用いられているのかは不明です。

散歩ルートのチョイスの自由さと絶妙さ、日常の中に面白いものを発見し切り取って表現する能力、一緒に散歩して話しかけてくれているようなトーンのしゃべり方、バーチャルな身体で実際の物体に干渉する映像の妙など、見どころがたっぷりある、何度も観たくなる味のあるVlogになっています。

日本一高齢化の進む限界集落に存在する幻の地底湖へ!

群馬県の情報を発信しているPeaky Hikersが、南牧村の磐戸鉱山を訪れる様子を動画でアップしています。こちらは普段は入ることができない立ち入り禁止エリア。今回は案内付きで、特別な許可を得て撮影をしています。ロケに同行しているのは、ごもも、諸星めぐる、儒烏風亭らでんの3名(なお儒烏風亭らでんは、呼ばれていないのにどうしても見たくて参加した、という破天荒なエピソード付きです)。

普段カメラが入ることのできない場所の、貴重な映像です。
石灰を掘っていた鉱山の中を進んでいく状況は、まさに大冒険と言った様相。入ったばかりのところも人間の歴史の趣があっていいのですが、中へ進んでいくと人間が入らなくなってたった30年で鍾乳洞と化しているのが見られ、一同大興奮。そのさらに奥には、真っ青に染まっているかのように見える地底湖の様子も見られます。
人間の作ったものを自然が覆い隠していく、幻想的な光景がたまらない。同時にPeaky Hikersのメイローが坑道に入る前にフラグを立ててしまい、それが回収されていくかのように災難に襲われる、という撮れ高のあるエンタメ性も。各々専門知識を持っているVTuberなので、視点がバラけているのもユニークで、多角的にこの坑道の冒険を楽しんでいるのも興味深いところ。ノリのいい編集でテンポよくまとめられて、最後まで一気に見られる内容になっています。

【元研究者が解説】うねり・くせ毛に本当に効くシャンプー&トリートメント

化粧品を分析して解説しているVTuberの和ノ蔵美知瑠。今回は多くの人の悩みでもある髪の毛のうねり・くせ毛に対してよく効くシャンプーとトリートメントを紹介しています。

このチャンネルの最大の魅力は、フィーリングではなくしっかりとした化学分析を元に解説している部分です。配合されている大量の成分の中から特に注目したい物質をピックアップ。話されている内容ひとつひとつはものすごく専門的なのですが、化学に疎くても、初めてチャンネルを観た人でもわかるように噛み砕いて「何にどう効果があるのか」「安全性はどうなのか」など具体的な結果を明解な語りで教えてくれています。
データに基づいた、曖昧さのないはっきりとした発言は、説得力があるだけでなく、聴いていて安心感があるのも特徴。化粧品やシャンプーなど人の身体に直接使うものを題材として扱っているからこその、根拠のある分析がとても頼りになるチャンネルです。

和ノ蔵美知瑠がシャンプーの安全性や効果に関して、分子構造から説明した動画も大いに話題になっていました。そんなレベルの専門的な話になっても、聴いていてわかりやすいのが和ノ蔵美知瑠のすごいところ。実際に使うかどうかの判断基準として参考にできるのみならず、研究者たちが安いシャンプーの中にいかに高いレベルの技術力を詰め込んできたかを知ることができるという点でも是非観てほしい一本です。

お散歩Vtuber、次元を超える【不夜ロクヤ/morgen】

お散歩Vlogを多数撮っているVTuberの不夜ロクヤ。3D化してからVlog表現の幅がどんどん広がっている彼女ですが、今回は数々のVlogをアップしているYouTuber・morgenとのお散歩。実写とバーチャルのふたりが次元を越えてお出かけするコラボ動画になっています。

特にプリクラを撮影するところなどの、自然な二人の並びは見どころのひとつ。わちゃわちゃとふたりがポーズを取りながら撮影する様子があまりにもナチュラルで驚かされます。一緒に並んで食事をするシーンも至って自然です。また不夜ロクヤのお散歩動画で多様される、後ろからカメラで撮影しながら歩くショットは今回も健在。背景にフォーカスをあわせて人物側にはピントをあわせないようにすることで、周囲に注目しながら歩く楽しさを映像的に引き立たせるテクニックが、バーチャル側・人間側共に用いられています。
お散歩女子ふたりのセンスと、明るい視点の切り口が楽しいこの動画、次元なんて関係無しに散歩の魅力が伝わってくる一本になっています。

受け入れるまで30年?! 韓国のギャル文化史

韓国のバーチャル語学クリエイターのイム・シハは、日本語と韓国語が話せるバイリンガルであることを活かし、日本の文化を韓国に、韓国の文化を日本に伝えるような動画や配信をアップしています。今回彼がアップしたのは、日本のギャル文化が韓国に浸透していくまでの変遷の解説動画です。

現在韓国で日本の「ギャル」文化がバズっているとのことですが、かつて韓国では「ギャル」文化は決してメジャーなものではなかったことを、儒教的な情緒が強かった90年代のカルチャーショックから順を追って解説。2010年代になって文化が入ってきてから一部でネタ化されたことや、その後2020年代になって「ギャル」の何が韓国で受けたのかを、起きた現象を元に分析、その広がりに至った様子を解説しています。
韓国側の目線からフラットに、かつ事実をしっかり捉えたうえで紹介しているため、非常に見やすい内容になっています。韓国の文化の移り変わりが「ギャル」の話題を軸に理解できる内容なので、是非チェックしてみてください。

【特別許可】植物園の珍フルーツが食べたい in とちぎ花センター|#おむらいす食堂

食への興味関心が非常に強いおむらいす食堂のおむ。今回はとちぎ花センターの誘いで、植物園で育てられているタイプの非常に珍しいフルーツを食べる動画をアップしています。

アセロラやマカダミアナッツなど聞いたことはあっても実際に花を見たことがないようなものから、サワーソップなど全く生態を知らないような変わったものまで、ものすごい量の変わったフルーツが紹介されています。おむ自身も職員たちの解説に圧倒されており、この一本の動画だけでも、情報量がとんでもなく多いです。
後半では、カカオフルーツやアロエ、オオミレモン、ミラクルフルーツなど、実際に植物園の温室の中で採れた様々な植物を食べてレポートしています。中でも珍しいのは新鮮な状態の、採れたてのコショウの実。植物園で働いている人たちでも食べたことが無かったそうですがその味やいかに…?
ひとつひとつの植物を見て、食べて、大感動するおむの様子が楽しい動画です。その新鮮なリアクションを見たとちぎ花センターのスタッフが大喜び。全編に渡って溢れているおむの感激がダイレクトに伝わってくることで、植物への興味を深くそそってくれる一本になっています。
なお、とちぎ花センターでは「夏の自由研究展」が開催中。その中では「夏休みに見たいYouTuber特集」として、おむらいす食堂やヘアピンまみれ、Aoi.chなどのVTuberの動画も展示されるそうです。

Xのトレンド1位をとった、ホロスターズ ” 水無世燐央 ”とは一体何者だったのか【 #ホロスターズ 】

先日、卒業ライブでXのトレンド1位をとった水無世燐央。ホロスターズUPROAR!!の同期である羽継烏有と夜十神封魔が彼について詳しく解説する…と見せかけて、実施されたのは「グループのリーダーなら、卒業した同期の常識問題全問正解するの流石に余裕説」という、羽継烏有による夜十神封魔への抜き打ちテストでした。出題されるのは比較的簡単めな問題とのことですが果たして…?

水無世燐央の初ソロオリジナル曲のタイトルや、卒業配信のメインタイトルなど、比較的簡単めな常識問題が次々に出題されます。とはいえ咄嗟に言われるとなかなかでてこないもの。水無世燐央を知っている人は、夜十神封魔と一緒に答えを考えてみてください。知らない人もこれを見れば、水無世燐央がどんな人物だったのかの全体像が少しだけ見えてくると思います。
今回の配信では、卒業した水無世燐央が卒業前にこれらの質問と解答を読み上げたボイスも流されています。UPROAR!!のメンツが揃った中で聴ける、水無世燐央の最後の声になるかもしれません。
ネタとしては羽継烏有が夜十神封魔に仕掛けたドッキリのようなものなので、ゲラゲラ笑いながら見られる配信です。ともするとしんみりしてしまいそうな内容でもあるのですが、「まだまだ燐央で稼いでいくから!」という羽継烏有の発言が、笑っていいよと誘ってくれているかのようです。
ふたりが水無世燐央のことをとても大切に思い、また水無世燐央がふたりのことを大切に思っているのが伝わってくる、同期愛のあふれる企画になっています。きちんとした思い出振り返り配信は別途行うそうなので、そちらにも期待です。

【2026最新版】なんでそんなにスパチャできる?オタクの経済力チェック【小花衣しぃ】【切り抜き】

VTuberファンの中には高額なスパチャをする人もいますが、そういう人は果たしてどのくらい収入があるのか…? 小花衣しぃが行ったのはリスナーの経済力をチェックするアンケート企画。年収、NISA、資産などに答えてもらい、紹介しています。

マネージャー曰く「小花衣のリスナーさんは異様に高収入の方が多い」とのこと。中でもとある50代男性の年収は額が大きすぎて、まさに桁違いでした。
なので自分の年収と比較する際の参考にはあまりならないかもしれませんが、こういう人がVTuberのリスナーの中にいる、という意味では見ていて興味深い内容になっています。
小花衣しぃがこれらのアンケート結果に驚きながらも、ハイスペック高収入なリスナーに対して「なんで小花衣の配信見てんの?」と笑いながら一刀両断する様子は痛快です。

2024年に行った「オタクの経済力チェック」の結果はこちらです。資格をもっていたり資産運用していたりと、堅実な方も多め。VTuberファンの社会人の実情を知る上での資料として、関心を引く内容になっています。

【Live映像】にじさんじ組曲 / にじさんじ #SitR東京【Blu-ray 9/30発売!】

これが無料で公開されていいのだろうかというレベルの価値のある動画が公開されています。にじさんじの公式ライブでの中でも伝説となりつつある、「にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin’ in the Rainbow!東京公演」で披露された、にじさんじ関連の有名楽曲が詰まった「にじさんじ組曲」がフルでアップされました。

出演しているのは月ノ美兎、家長むぎ、剣持刀也、伏見ガク、夕陽リリ、笹木咲、椎名唯華の7名。「あと一曲と言いましたね、あれはウソです。残り25曲!」と曲の入りで月ノ美兎が発表して、会場は大盛り上がり。ニコニコ動画の時報ジャックからはじまり、「Moon!!」「さくゆい体操」「てんやわんや、夏。」「煽動海獣ダイパンダ」「Sharpness…」などのような自身たちが歌っていた曲はもちろん、MECHATU-Aの「MECHA-MECHA」、七次元生徒会の「ホラフキパペット」、ド葛本社の「Fam☆Fam☆Time!」、ROF-MAOの「I wanna! You wanna!」などのようなユニット曲、不破湊の「一旦ステイ TONIGHT」、壱百満天原サロメの「壱百満点☆パクスサロメーナ」のような個人の人気曲、にじさんじ公式の「にぎにぎにじたうん!」、「Hurrah!!」などもしっかりカバー。中には卯月コウの「鍋ラップ」のような、シングルカットされているわけではないけれども、にじさんじ通なら聴けばニヤリとしてしまうような、決して外せない曲も入っています。
もちろん最後はにじさんじのテーマソングとも言える「Virtual to LIVE」でシメ。まさににじさんじの歴史そのものが詰まった組曲です。元曲を辿っていくだけでもかなりにじさんじがどういう集団なのかの概観がわかる一曲になっているので、にじさんじファンはもちろん、知らない人でも観ておくべき価値のある一本です。

【MV】人類観測 / 剣持刀也

高校生のVTuberとして生き続けている剣持刀也だからこそ歌える楽曲です。新作オリジナル曲「人類観測」は、7月15日に発売されたばかりの彼の1st Mini Album「Augment」一曲目に収録されています。作詞作編曲はピノキオピーです。

人類のあらゆる出来事に対して、達観したような、少し離れた場所から眺めているような視点で歌われているこの楽曲。ピノキオピーの作風が持つ人間観と、剣持刀也が普段から持ち合わせているVTuberとしての他者への見方がぴたりとマッチしたことで、剣持刀也という存在のスタンスがよく表現された一作になっています。
曲の前半では、あたかも上位存在が人類を見下ろすかのような歌詞展開になっていますが、後半になるにつれて人間へのエールへと変化しているのが、剣持刀也というVTuberらしいところ。「この世のすべてが『わかった』とか 短い寿命で『悟った』とか 笑わせんな まだはえーわ 不完全のまま光ってくれ」と歌う歌声は、アイロニーを含ませつつも愛情をこめているかのような、鋭い温かみがあります。前半と後半に入る「はは」と笑うパートが、一旦通して聴いた後にもう一度聴くと違って感じられるのも巧みです。

剣持刀也が今まで聞かせたことのなかった新しい歌唱表現がたっぷり詰め込まれていて、ファンを戦慄させた「メトロノーム」のMVも公開されています。作詞作曲Deuによるこちらも「Augment」に収録されている一曲。作画アニメ、切り絵アニメ、3DCG、ドローイング、実写が融合したMVは、まさに嘘と真実、バーチャルとリアル、高校生剣持刀也と教祖剣持刀也などの対比を越えて「さぁ、こちらへ」と手招きしているかのよう。「はじめから僕ら何もないだろう またとない今日をさあ、謳歌しよう」という歌詞の虚空感も注目したいところ。剣持刀也というVTuberの存在をより深く味わうことができる一作です。

<h2>アイスブレイクブレイカー / 甲斐田晴【アニメーションMV】</h2>


平成ネットミーム盛りだくさん、ハッピー度満点なMVです。甲斐田晴がアップしたオリジナル新曲MV「アイスブレイクブレイカー」は、普段のかっこよさ高めのMVの数々とうってかわって、ギャグ屋としての甲斐田晴を歌った作品です。

身体を張ってギャグを投下することに定評のある、ギャガーな甲斐田晴。今回の曲でも「限界だー!」「反省会だー!」「甲斐田の世界だー!」と甲斐田晴流ギャグを大連発しています。この温度差によって生まれるギャグが、上手くいっていようと、いってなかろうと、みんなの間の空気を崩すアイスブレイクの役目を果たしてきたのは間違いありません。彼が爽やかな声で歌う「イタいやつでもいいじゃない? たまにスベってもいいじゃない!」の精神は、今までも多くの人を笑顔にしてきました。こちらもその精神に応えて、笑顔でコールを入れたくなるパートだらけです。

なおこの楽曲は2nd Mini Album「WEATHER」に収録されています。「WEATHER」は天気をテーマにしたアルバムで、「アイスブレイクブレイカー」がひょうきん度の高い雹だとしたら、他には天気雨を表現した「CRACKS」、嵐の中を突き進む「STORM」、楽しい雨を描く「Rainy Days」、雪のように寂しくも温かい「雪の降る日に」、快晴度満点な「晴れと褻」というラインナップ。様々な気象と甲斐田晴の生き様が融合した1枚になっています。

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