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VRChat 2026.07.19

【連載 映えるVRChatワールド】どこまでも、どこまでも続く雨の駐車場「NOISE」

「VRChat」では、友人と遊べるゲームワールドから、ゆっくりするのに最適な風景系ワールドまで、様々なコンテンツが日夜公開されています。本連載では、膨大なワールドの中から、特に“映える”ワールドをピックアップしてお伝えします。

今回紹介するのは、無限に広がる夜の駐車場ワールド「NOISE」です。

「NOISE」は、クリエイターで映像作家のROKUMORIさんが制作したワールドです。ROKUMORIさんは、以前より「VRChat」で活動している人物で、2022年ごろより、「Ecology」、「PLASTIC LAB」「Labyrinth」SFやリミナルスペース的な要素を盛り込んだワールドを手がけてきたことで知られています。

「NOISE」は、果てしない大きさの駐車場が舞台となった、リミナルスペース的なワールドです。実は2021年にも同名のワールドが公開されており、本ワールドは、“旧バージョン”をリメイクして再公開したワールドとなっています。

ワールドに入ると、プレイヤーは巨大な駐車場の中心に降り立ちます。周囲360度は、どこを見ても駐車場の敷地。

建物や切れ目などもなく、まるで世界全体が駐車場に変化してしまったかのような様相です。ひたすらに等間隔で並ぶ街灯が、無機質な趣きをさらに強調しています。

ふと足元を見てみると、そこには2つのブラウン管(CRT)モニターが置いてあります。ひとつはノイズが走るのみですが、もう一方ではサイバーパンク感のあるイメージ映像が流れています。

映像には様々なビジュアルが盛り込まれており、かつ断片的で、どういった内容かを説明するのは難しいのですが、神社の鳥居やエレベーターが多数置かれた廊下のような場所も映り込んでおり、想像力を掻き立てられます。

そんな不思議な駐車場には、一台の大型バスが“停泊”しています。ボディは漆黒ですが窓からは光があふれており、誰かが乗っていそうな印象。近づいて確認したいところなのですが…残念ながら乗車はできません。このバスが一体どんな存在なのか、それも来場者の受け取り方や考察次第ということなのでしょう。

「NOISE」はシンプルな作りながら、非日常のリミナルスペース的な雰囲気を濃厚に詰め込んだワールドです。個人的には多くを語らず、すべての“判断”を受け手の感性に任せているのが好印象でした。ちなみに先述した2022年版の「NOISE」は、現在もアーカイブとして公開中。興味のある人は、どういった違いがあるか見比べてみるのも面白いかもしれません。

意味深な空気に満ちた駐車場「NOISE」を、訪れてみませんか?

「NOISE」へのアクセスはこちら(要PC)

執筆:井文


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