「VRChat」では、友人と遊べるゲームワールドから、ゆっくりするのに最適な風景系ワールドまで、様々なコンテンツが日夜公開されています。本連載では、膨大なワールドの中から、特に“映える”ワールドをピックアップしてお伝えします。
今回紹介するのは、2026年4月30日現在、期間限定で公開中の展示ワールド「RIPPLE 2 (Exhibition)」です。
「RIPPLE 2 (Exhibition)」は、イベント開催時だけ入場可能な「VRChat」のクラブ系ワールド「RIPPLE 2 」の展示品などが、期間限定で一般向けに公開されているワールド。クリエイティブ・スタジオflapper3の、らしおさんによって公開されており、立体音響が使われた常設展示や、DJブースが設置されたクラブスペースを覗くことができます。
ワールドに入ると、まず表示されるのは上記画像の「RIPPLE 2」ロゴ。それが消えると、コンクリート造りのロビーにたどり着きます。
ロビーには受付やロッカー、フロア案内などが設置されていますが、とにかくデザインがオシャレ。このエリアだけでも展示ワールドとして成立しそうなぐらい、素敵なディテールが散りばめられています。
また少し待つと、展示を見るにあたっての放送が流れるギミックもあり、本格的な美術展に入ったような気持ちになれます。
細い廊下を抜けると、最初の展示「Spread of Ripples」に到着。無機質だったロビーから一転して、緑豊かな草原のような場所に踏み入れることになります。展示エリアの空中には、小石のようなオブジェクトが浮遊しており、それぞれから“音”が聞こえてきます。
これらの音には立体音響が設定されており、広場で立つ場所やオブジェクトとの距離によって、聴こえ方が変わる仕組み。例えば下の画像のように近づくと、ひとつの石から聞こえる音に、集中することができます。
次の展示は、S字の陶器のような物体に“メタルオブジェ”が絡みついているというもの。「Spread of Ripples」とは異なり、作品名の説明はありません。地面からは草や蔦が伸びており、長年この場所にあったかのような雰囲気。個人的には、少しだけ知恵の輪っぽくも見えました。作品の背景について、自分やフレンドたちと考えてみるのも面白いでしょう。
最後のスペースは、「RIPPLE 2」のクラブスペースになっています。“軸”となっているのはセンターのDJブース。その周辺には、冷たく光る“ライトウォール”がブースを囲むように、立ち並んでいます。ライトの点滅は、それ自体が演出。機材と周囲を照らす、光と暗闇のコントラストの美しさを堪能できます。
普段の「RIPPLE 2」では、恐らくここでDJパフォーマンスが行われていると思われますが、「RIPPLE 2 (Exhibition)」では残念ながら本番は見られない模様です。
「RIPPLE 2 (Exhibition)」は、気鋭のクリエイターによる、アーティスティックな演出を気軽に楽しめるワールドです。現時点では、ワールドの公開終了日は告知されていませんが、興味のある人は早めに行っておくのが良いでしょう。
「RIPPLE 2 (Exhibition)」で、立体音響や“ライト演出”の楽しさに触れてみませんか?
「RIPPLE 2 (Exhibition)」へのアクセスはこちら(要PC)
執筆:井文









