日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!
【検証】ドパガキ卒業動画【ドパミンデトックス】
YouTubeショートは短くてついついサッサとスワイプしながら刺激的なシーンばかり見続けてしまうもの。そんな問題に一石を投じたのがしてはる。アップしたのは、3分間の耐久動画です。我慢できない「ドパガキ」を卒業するべく、刺激抜きで耐えてみませんかと語りかける、してはる。離脱率などは投稿者側からはわかるので、言うなれば検証動画的な側面もあります。
「ドパ抜きで耐えませんか」と言ってはいますが、3分間に及ぶトークは声がよく流暢で、全く飽きさせません。逆にある意味ドパさせてくれる、魅力的な動画に仕上がっています。なお上級編もアップされていますが、こちらも声質が心地よい上に語りがうまく、多分3分あっという間に経ってしまうはずです。声なしの超!上級編、修行に近い鬼編もありますので、自信のある方はチャレンジしてみてください。
セルフ受肉をしており、絵が描けるしてはるは、ショートでは現実世界に溶け込むような2Dの姿を描写し、アップしています。これがとても自然に馴染んでおり、違和感ゼロで驚かされます。
また5ちゃんねるのオフ会に潜入するという動画もアップされています。その検証体当たり精神にこれまたびっくり。3月31日に自己紹介動画をアップしたばかりの方ですが、そのアイデア力と、声のよさと、絵や動画編集の技術力と、フットワークの軽さに、すでに多数のファンがついて人気急上昇中のVTuberです。
もし古代ローマへタイムスリップしてもテルマエ通になれる入浴法【テルマエ・ミネルヴァ】
『テルマエ・ロマエ』で知られる漫画家ヤマザキマリがVTuber化した、ミネルヴァ・カクーメン・モンティスによる古代ローマのテルマエ解説動画がアップされました。
元々は儒烏風亭らでんのエイプリルフール企画にたてつけて制作されたミネルヴァ。「ヤマザキマリ先生をVTuberにする」というのはかつてから語られていた儒烏風亭らでんの目標でもありました。それが現実に達成されたことになります。今回は自己紹介に続いての2本目の動画です。
ローマのお風呂の入り方、テルマエの仕組みなどについて『テルマエ・ロマエ』の漫画の中のシーンを用いながら解説してくれるミネルヴァ。お風呂文化がある国は日本と帝国ローマくらいだと語ったうえで、両者によく似ているところと、異なるところがあることを、かなり具体的に説明してくれています。
短くすっきりまとまった動画の中に、たっぷりの情報量。落ち着いたトーンでの語りも頭にすっと入ってきてとても聞きやすいです。タイムスリップをしてローマに行ったときに困らないためのガイダンス、というバーチャルジョークもありの、楽しく勉強できる内容の一本です。
【再現】グローグーのブルーマカロンを作ろう【マンダロリアン】|#おむらいす食堂
『スターウォーズ』にドはまりしたおむらいす食堂のおむ。そこで『マンダロリアン』に出てくるキャラクター・グローグーが食べているブルーマカロン作りに挑戦する動画がアップされました。これも言うなれば、ひとつの推し活でしょう。
青い色にするだけなら食紅の青を入れればいいわけですが、問題はマカロン作り。難しいと世間一般によく言われていますが、どこが難しいかはなかなかわかりづらいもの。
今回のおむの動画では、最初に一回ブルーマカロンづくりに失敗しています。その過程を経たうえで完成品にたどりついている、というのがポイント。どれだけマカロン作りは手間がかかるのか、どれだけ繊細なのか、なぜ失敗しやすいのか、などが一回失敗している部分をきちんと動画化しているからこそ、学ぶことが出来ます。
だからこそ、その分完成品のクオリティの高さもひときわ輝いています。マカロンの作り方動画は色々あると思いますが、失敗を見せてくれることで逆にマカロン作りのポイントがよくわかる構成になっているので、青いマカロンも、そうでないマカロンも作ってみたい方の役に立つ、一見の価値アリの動画になっています。
【Resonite】様子がおかしいほど自由すぎるVRプラットフォーム
メタバースの面白さのひとつは、なんでもできる自由度の高さ。ただ、その自由度があまりにも高すぎて様子がおかしいとすら言える場所があります。それが「Resonite」。創好リナがアップしたのは、そんなおかしいレベルで自由なResoniteの概要を、VRchatくらいは知っている、という人にオススメする紹介動画です。
「もっと気軽にしょうもないものを作ったり見たりして遊びたい」「会話中に画像やURLを共有するのが大変」と思った人にはぴったりなResonite。権限さえあれば、いつでもどこでも制約なしで、誰かと一緒にワールドもアバターも改変できますし、全てのオブジェクトをアイテムとして保存してどこででも出せます。わかりやすいよう言葉を選んで解説してくれていますが、あえてブレーキを踏んで語っていない部分もたくさんあるでしょう。そういうあたりからも、本当になんでもできる、というのがわかるはずです。
あまりにも自由すぎてピンとこないかもしれませんが、これについて創好リナは「サンドボックスゲーム」的だと述べています。言うなればマルチで「マインクラフト」の建築をするような体験、という表現です。
現在ではツールもプレイヤーたちが自作してどんどん便利にし、しかもそのツールも共有してみんなが使えるようになっています。しかもアップデートでゲーム本体の軽さも抜群にアップ。いいことづくめ。
…でも致命的なほどに知名度が低く、プレイヤー人口が少ない。メタバースやVRに興味がある人で体験しないのはもったいない、と力説しているこの動画、見て興味がわいた方は是非一度訪れてみてください。
【古文】テストに役立つ!古文の勉強法と勉強ノートの作り方【古典Vtuber/よろづ萩葉】
今年の春、特に高校生になった人には是非見ていただきたい。古典VTuberよろづ萩葉がアップしたのは、古文の勉強を行う際のノートの作り方です。ただ書き写すだけではない、実践的な予習ノート作りの方法がまとめられています。
今回の動画では、すごく凝ったノートを作るのではなく、古典の勉強に時間を取られすぎないよう、無理無く続けられるように効率的に勉強できる、具体的なテクニックを紹介しているのが大きなポイントです。注釈を最初に読むことを勧めたり、3行あけてあとから書き込みやすくしたりと、古文に通じているよろづ萩葉だからこそできるアドバイスを、簡潔かつわかりやすい解説でまとめています。
何のペンを使うかなど、モチベーションを保つための助言があるのもとても親切。まずはこれをまるごと真似てみれば勉強を長く続けられそうだと感じられるくらいに、実践的な紹介になっています。
静岡最恐心霊スポット”玄岳ドライブイン”に一人で潜入してみた!
ホラー注意…のはずなのですが、こんなに楽しそうに幽霊を探していると、見ていてワクワクさせられてしまうから不思議。静岡の心霊スポットを訪れたましろ爻の動画は、まるでおしゃれな喫茶店を訪れたVlogのように、明るく楽しい雰囲気の語りになっています。
廃墟の隅々までチェックしながら、霊の出そうな場所を楽しみ味わうましろ爻のテンションが終始ユニーク。まるでおいしいケーキをじっくり味わっているかのように、心霊スポットの細かい部分を堪能し、トークで紹介してくれています。デフォルメましろ爻の姿も可愛らしいため、ホラーが苦手な人でもすんなり楽しめる、はずです。
とはいえ内容はガチ。ちゃんと映像の端々から怖さが伝わってきます。直球で怖がらせようという演出を入れない、ライトなノリだからこそ感じられるゾワッと感、味わってみてください。
#グランメゾンにじさんじ | 第1話 誕生日のケーキ ~成功率、3%。焼けるか、焦げるか、爆発するか。すべてはその時のオーブンのみぞ知る~
緑仙の誕生日(仮)を祝うべく、にじさんじライバーたちがそれぞれのケーキを手に集結…某カリスマシェフドラマのパロディを含めつつ、緑仙と渚トラウトが行ったのは、料理が得意なライバーたちが自作のケーキを持ち寄って実食するパーティ企画です。
ケーキのクオリティは見た目も味も本格的。甘い物からしょっぱいものまで、ハイレベルで多彩なケーキが続々登場します。是非とも誰が何を作ったのかアーカイブで確認してください。
ふたりが某ドラマの真似を入れつつ美味しそうに食べて品評しているのも楽しいのですが、裏で参加者たちが一緒にケーキを食べ合って、ガヤとして大盛り上がりしている様子が聞こえるのもこの配信の醍醐味。
途中から参加ライバー以外の面々も食べに来て、会場は大盛り上がりです。ふたりの司会進行でケーキを見る企画として一度楽しい。裏でみんながケーキパーティをしているときのあちこちから聞こえるおしゃべりで何度も楽しい。和気あいあいな多幸感あふれる配信になっています。
【ド葛本社】家族4人でTRPG!【ドーラ/葛葉/本間ひまわり/社築】
にじさんじの疑似家族的ユニット「ド葛本社(ドーラ、葛葉、本間ひまわり、社築)」によるクトゥルフ神話TRPGのプレイ配信が行われました。ゲームキーパーはまだら牛です。
今回は自身をキャラクターとして制作し、プレイに挑んでいます。
元々家族的に仲のいい、通じ合っているド葛本社なだけに、ワイワイガヤガヤとやりたい放題。自身を演じる4人の姿を見ているだけでも、かなり楽しめます。

加えて、今回のTRPGではコマのように自身を画面上で動かすことが出来るようになっており、喜怒哀楽などのアニメーション入りで、4人が舞台の中で大暴れする様子が見られます。
このキャラクターの動きがリアルタイムで見られるため、TRPGを初めて見る人、ルールなどを知らない人でも、なんとなく起きていることが想像がしやすくなっているのは高ポイント。時間も二時間と比較的すっきりまとまっているので、にじさんじが好きな人が初めて見るTRPG入門配信としておすすめの一本になっています。
【初心者向け🔰】学芸員ってなに??これから目指す人へ【霊獣VTuber 鹿苑ミカ】 #しかぞく #vtuber初心者 #雑談配信
言葉としてはよく聞くけどいまいち具体的な部分がわからない、学芸員ってなにをする人なのかを解説する配信を、霊獣VTuberであり、博物館学芸員の資格を持っている鹿苑ミカが行っています。
鹿苑ミカは、学芸員とは「あらゆる「博物館」がお客さんの手元に情報を届けるまでの総合プロデューサー」と考えた上で、資料の収集と研究の行われる「博物館」とは具体的にどのような場所を指すのか、どのような科目を必修として学ぶのか、自身はどのような専門でやっているかなどを話してくれています。
今回は特に、学芸員について全く知らない初心者向けの解説なので、かなり言葉をかみくだいでわかりやすく紹介しています。学芸員を目指す人にはもちろん役立つ話題でいっぱいですし、今まで学芸員について考えたこともなかった人でもその仕事の大切さが、具体的によくわかる内容になっています。
大阪市立美術館の妙心寺展を見に行った時の解説配信も実施されています。例えば「龍虎図」ひとつとっても、なぜ龍と虎がセットなのか、など基本中の基本に当たる部分も丁寧に、わかりやすい言葉遣いで、聞いていて興味をそそるトークが繰り広げられています。歴史背景などはちょっと聞くだけでも一気に作品を見る時の解像度があがり、より絵画を深く楽しめるようになる話題でいっぱいなので、是非チェックしてみてください。
『つみみじかん』新作steamゲーム主題歌『推推推推推推推推金金金金金金金金』作詞作曲:きくお/vocal:神楽めあ
がけっぷちアイドル配信者「つみみ」の配信に視聴者として介入する新作ゲーム『つみみじかん ~狂オシイホド愛シテル~』の主題歌をきくおが作詞作曲し、そのボーカルに神楽めあが起用され話題になっています。イントロで入る鬼気迫るシャウトは間違いなく、神楽めあというVTuberにしか出せないものでしょう。ボーカル部分での極まったKAWAIIと、不安定感情からくるヒステリックのバランスの表現はあまりにも絶妙。キュートさが破裂する瞬間の緊張感が、曲の中に張り詰めています。
日常的に叫び慣れているとしか思えないあのシャウトは、世に知れ渡るべきだと思ったので直指名させていただきました。全テイク見せたい https://t.co/xmtYxJp7x6
— きくお (@kikuo_sound) April 9, 2026
普段から配信で怒りの叫びを披露し、エンタメに昇華している神楽めあ。そのシャウトのパワーを知っていたきくおが「世に知れ渡るべき」と直指名し、今回の楽曲が完成したそうです。普段から神楽めあの配信を知っている人なら聞き慣れているであろう、歌のうまさと絶叫の激しさの味が、見事に「音楽」になっている今回の作品。これによって普段VTuberを知らない層にも、神楽めあというVTuberの声と性格の、独自の魅力が広まることになりそうです。
【MV】コロコロコロコロ / ころねぽち
アルバム「NO-CONE DAPPO CORE」に収録されているころねぽちのオリジナル曲MV「コロコロコロコロ」が公開されました。はじまってすぐ入る、人間離れした爆速の「コロコロコロコロコロコロコロコロ」のボーカルは、脳みそをビリビリしびれさせてくれます。そこからギターロックテイストへ、ディスコテイストへと勢いよく変化する曲調に、こちらも心までコロコロ転がされてしまいそう。曲を作ったさたぱんPの味がよくでている作品です。
そもそも夢中になって追いかけている「コロコロ」がなんなのか?というのがこの曲のホットなところでしょう。気づかない内に追いかけてしまうほどの「キラキラ☆」とした「コロコロ」。ころねぽちが爆走するメロディにあわせて、終始アッパーなテンションで歌っているのが心に残ります。「ノードリームでフィニッシュよりも あきらめわるく生きたいんだ(^-^)vピース」という歌詞のとおり、ころねぽちはこれからもキラキラした「コロコロ」を爆速で追いかけ続け止まらないでいてくれるのでしょう。超絶トリッキーで変幻自在なメロディは、彼女の多彩な活動の様子そのものを表しているかのようです。
DancerVTuber海夏青によるサビのダンスアニメーション振り付けも、見ていてテンションがぐんぐんあがるはつらつさにあふれています。ころねぽちという、楽しいこと楽しませることに良い意味で貪欲な、シンガー・クリエイター・エンターテイナーの魅力が詰まった真骨頂的な一作です。
【4thオリジナル曲】奈落で咲かせ、いざ燈明を/メラ・アカル【#個人vtuber #メラアカル 】
奏でられた音は激重、歌われる感情も激重。メラ・アカルの4THオリジナルソング「奈落で咲かせ、いざ燈明を」が公開されました。和風ロックのメロディに乗せて歌われる、メラ・アカルのアルトボイスはとても魅惑的。聞いているとふらふらと引き寄せられていってしまいそうです。
「奈落の畔も住めば都よ ほら、早く 堕ちておいでよ」と歌う彼女のボーカルはかっこよさと妖艶さの両方に満ちており、心を惹きつけるものがあります。と同時に「桃源郷さえ焼き払うわ また奈落で逢いましょう 現の出口塞いであげる ごめんあそばせ」とその愛の罠をも歌う彼女。一度捕まったらもう逃れられないような、美しいクモの巣を見ているかのような感覚に陥ります。
オクターブ違いで重ねられた彼女のボーカルが、燃え上がる都に響き渡る様子はあまりにも耽美的。こんな奈落なら堕ちるのも悪くない…と感じさせられるような破滅の美にあふれた作品に仕上げられています。
過去のおすすめ記事はこちらから:
必見!今週のおすすめVTuber










