日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!
【衝撃】VRChatで今一番アツいアバター聞いてみたら、まさかの回答が連発だった
テーマトークができるワールド「ひまり旅館」を制作したエンジンかずみ。その「ひまり旅館」で「今一番アツいアバター」をインタビューする動画をアップしています。インタビュー自体がメインの動画ではありますが、同時に「ひまり旅館」の簡単な使い方を知ることができる動画としても観ることができますので、興味のある方はこれを観れば「ひまり旅館」についてひととおりわかると思います。
「アツい」の定義が特に無いのが、このインタビューを面白いものにしています。新しい衣装がバンバン作られていてHOTというものもあれば、個人的な好みや思い入れの深さで選んでいるものも。
とあるアバターを介して結婚した人の話題には、エンジンかずみも話を聞いていてびっくりの様子。VRChatを通じて、アバターの好みを通じて、人生が大きく変わることもあるのがわかる一本です。
ふんどしで湯を掛け合い、生きた鶏を奪い合うそんな奇祭です
群馬県の魅力を発信し続けているPeaky Hikers。今回は民俗学に長けている諸星めぐると、高崎経済大学准教授の鈴木耕太郎を連れて、川原湯温泉の奇祭をレポートする動画をアップしました。気温マイナス4℃。早朝5時。地元民じゃないとなかなか撮れない映像です。
ふんどし一丁の男たちが「お祝いだー!」と言いながら、全力でお湯をかけあう…というか、ぶつけあう攻撃性MAXなこのお祭り、寒い中なのでお湯をかけたあと一瞬で湯気になっていく様子が幻想的ですらあります。お湯かけ男たちも、観客にお湯をかけるなどエンタメ性を持たせており、それを受けてキャッキャはしゃぐ一行の様子が観られます。
そして最後に生きた鶏を奪い合うシュールな光景…民俗学的にいろいろあるようですが、全体のテンションの高さと、見ている側もびしょ濡れでそれどころではない、というのも実にお祭り的。是非別の配信などで、解説等を聞いてみたくなります。過激だけれども楽しい群馬の情熱いっぱいのこのお祭り、「来年は参加したい!」というメイローの発言に、期待です。
まだここにいて【第4回 VRCムービーアワード出品作品】
友達とのんびりおしゃべりしながら過ごすVRChatでの時間。いつも一緒に遊んでいたメンバーが出したポータルに入ると、そこは見たことのない奇妙な雰囲気のワールドだった…VRChat経験者の恐怖感をがっちり掴んでくるホラームービーが公開されました。監督・制作・脚本・MA・美術は唯野みきが手掛けています。
序盤のVRChatの「いつもの光景」の再現度が、非常に高い今作。何をするでもなく、ただ集まってワイワイやる楽しさが、アバターをまとったユーザーたちから伝わってきます。であるがゆえに、後半のホラー展開も妙に生々しくなっています。
ジャンプスケア系の見せ方は一切ありません。心を蝕むような間のとり方、不安になってくるような撮影のアングル、VR機器を付けているがゆえのアバターの動きの細かい表現など、それぞれがしっかり計算された映像になっており、ラストシーンに繋がっていく演出が見事です。じわじわと迫ってくるタイプの作りなので、邦画系ホラーが好きなVRChatユーザーにおすすめします。
【3D Vtuberが解説】モーションキャプチャってめっちゃ種類あんねん【マーカーレス 光学式 IMU VICON フルトラッキング】
先日モーションキャプチャーがすごいVTuberの話題がXでバズっていましたが、それを元に技術に長けている三珠さくまるが解説をする動画がアップされています。関節の3D上での位置と回転がわかれば動きを復元することができる、という前提の元、どうやって関節を認識して動かしているのか、マーカーレスやIMUなど色々な種類を取り上げて、利点や弱点も含めてわかりやすく説明しています。
人間がどうバーチャルアバターで動くかの解説を聞くと、さらにその技術の進歩のすごさがわかって、3Dで動くVTuberたちを観るのがぐっと楽しくなると思います。個人ですぐにできるモーションキャプチャーもありますので、遠い世界の話ではなく身近な今の知識として是非観て欲しい内容です。
三珠さくまるはモーションキャプチャーを駆使して、VR空間のみならず現実社会にも顕現して自在に動き回る動画を多数撮影しています。今回の解説をよく聞いた上でも、どうやっているのかわからないほどの技術も披露されていますので、是非チェックしてみてください。
【 #儒烏風亭らでん生誕祭2026 】静岡トリエンらーでん2026!やりたいこと全部やって重大発表も!?【儒烏風亭らでん #ReGLOSS 】
https://www.youtube.com/live/rWEkFYqz5rI
儒烏風亭らでんが自身の誕生日に、現在彼女が音声ガイドを担当している静岡県立美術館の紹介をしつつ、歌とダンスをバーチャルに披露するという豪華な内容の配信を行いました。美術についての話題をたっぷり盛り込みながら、アイドルとしての自己表現も見せてくれる、まさに「やりたいこと全部」やっている内容です。ロダンの「地獄の門」の前で自身のオリジナル曲を初披露する、というのはバーチャルでもなかなかできない夢かもしれません。
貸し切りの美術館で、学芸員さんの解説を受けながら中村宏やロダンの作品を見られるという、豪華な内容。これを見ると作品の楽しみ方がわかる上に、絵画や彫刻の裏側にある知識を知ることもできるため、実際に現地で見てみたいという気持ちが起こった人も多かったようです。加えて静岡県の芸術家3人を招いた座談会は、こんな機会でもないとまず開けないだろうという贅沢な内容になっているので必見です。
儒烏風亭らでんは、アートに興味を持ってもらうためのアプローチとして色々な工夫をしています。その見せ方のバリエーションがいくつも詰まった今回の配信、興味が湧いた方は是非美術館に直接足を運んでみてください。
儒烏風亭らでんと北白川かかぽのおなじみコンビ「らでかぽ」による横須賀美術館探訪の動画もアップされています。こちらはリアル編とバーチャル編にわかれており、リアル編では実際の建物をじっくり観察しながら、建築をテーマにした山本理顕展の展示物を学芸員に解説してもらっています。バーチャル編ではVRChat上に再現された横須賀美術館に、ふたりがバーチャルの身体でイン。その再現度の見事さにふたりがおおはしゃぎしています。見る際は是非とも、リアル編、バーチャル編の順番でチェックしてください。
【 🥐🥐🥐 】戌神ころね限定凸待ち会場【 猫又おかゆ/ホロライブ 】
他の人が配信に来てくれるのを待つ「凸待ち」は今やVTuberの定番企画。そんな中、猫又おかゆが実施したのは「戌神ころね限定凸待ち」。さすがにこれにはファンのおにぎりゃーたちも困惑。ひとりめの戌神ころねは8分くらいから来ています。
一回呼んで終わりかと思いきや、次もまた戌神ころねの凸待ちをする…そしてなんと10回も凸に戌神ころねが! 猫又おかゆ大歓喜! …という体で進む他に例のないオンリーワン凸待ちスタイル。それぞれを「別の戌神ころね」として猫又おかゆが話しているので、戌神ころねも大困惑。呼ぶたびにリセットされる、自分だけ常識がずれたかのような不可思議な空間を指して「名探偵津田」みたいだ、と指摘していたのは様々な映像作品に詳しい戌神ころねならでは。
これは戌神ころねが一時的な休止から復帰したのを、彼女ととても仲のいい猫又おかゆが迎え入れるために行った企画。10番目の戌神ころねを呼んだ後に、もとに戻ってひとこと彼女が言ったのは「おかえり」でした。
コメント欄も最初はどう乗ればいいか困惑していたものの、後半になると「ころさんだー!」「きたー!」と猫又おかゆワールドにノリノリに。最後みんなが「おかえり!」の合唱になるあたりは、笑えつつもぐっと来るものがあります。なぜ猫又おかゆと戌神ころねのコンビ「おかころ」が人気があるのか、よくわかるエンタメいっぱいのあったかい配信でした。
ちなみに元ネタは戌神ころねが行っていた「大神ミオ限定凸待ち」だそうです。さすがにこちらは一回だけしか呼んでいませんが、来るまでの茶番に戌神ころねの才能が詰まりまくっているのでこちらも必見です。
【活動8周年記念】8周年って言われてもよくわからないので8年前の話をしよう。【Icotsu・元葬儀屋】
VTuber Icotsuが活動8周年を迎え、8年前にあたる2018年の激動のVTuber黎明期について語る配信を行いました。元葬儀屋という特殊な肩書を持ったIcotsuは、葬儀関係を含む独自のコンテンツを発信しつつ、多くのVTuberたちの輪の中心にいる人物でもありました。upd8のメンバーでもあったIcotsuによる、歴史の生き証人的トークからは、2018年にワクワクを感じていたVTuberファンに深く刺さる話題がたっぷりでてきます。
Icotsuは特に、2018年頃の大型VTuberコラボの主催をしていた経緯や、マネージャーとして働いていた経験などもあって、当時の個人・企業VTuberの立ち位置や、コラボはどのくらいやっていいのかの風潮など、渦中からの視点と客観的な視点両方を持っている貴重な人物です。当時どのような交流があったのか、どのようにエンタメを作っていったのかなどがこの配信でかなり具体的に語られているので、2018年当時のVTuberが好きだった人も、最近VTuberが好きになった人も、「VTuber史の資料」として聞くことができる内容になっています。
見た目も技術もバラバラだけど、好きなことをやりたい個々人がにょきにょき生えて、カンブリア紀の生物のごとく大爆発した2018年のパワー、是非Icotsuの話から感じてみてください。
【MV】 なんやかんや、冬。【月ノ美兎 / 笹木咲 / 椎名唯華】
実写版「レゲエの姿」で登場し多くの人に衝撃を与えた「てんやわんや、夏。」に続き、バレンタインの時期の女子高生の淡い恋愛を描いたレゲエソング「なんやかんや、冬。」が公開されました。月ノ美兎、笹木咲、椎名唯華の3人がキャッキャウフフと手作りチョコを作る姿は青春そのものではありますが、レゲエの姿は今回もしっかりいかつい成人男子3人なので違和感は強烈。なのになぜでしょう、見ていてとてもかわいらしいような気も…? 今回も、作曲に弦月藤士郎が参加しています。
女子高生VTuber3人がキャッキャと掛け合いをする様子が歌にそのまま盛り込まれており、曲はラブソングとして非常にかわいらしい作りになっています。と同時に「話の流れで超さりげなくポロっと旦那って言いたいな」と某にじさんじライバーのネタを挟むなど、エンタメソングとしても聴き応えたっぷり。
MVでは、月ノ美兎が以前作った彼氏ことロング・カントラケッティらしき人物も実写で登場していたり、弦月藤士郎のレゲエの姿も新たに見られたりと、伝説になりつつある「わたくしで隠さなきゃ」のシーンのオマージュが入っていたりと、にじさんじファンにはあまりにも情報量の多い内容になっています。やっていることは悪ノリおふざけ全開ですが、映像の作り自体はとても丁寧で、演技も撮影も編集もすごく真面目。見ているこちらがちょっとキュンとなるような内容ですらある、スタッフたちの本気度が産んだいびつなショートフィルムとして、完成度の高い作品になっています。
MVを制作したPOPBORNのチャンネルでは、メイキング動画もアップされています。こちらはアテレコをしていない、俳優たちの声そのまま版の演技を見ることが出来ます。こちらはこちらでまた別のかわいらしさに溢れているので、レゲエの姿側が好みの人は要チェックです。
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