2026年2月3日、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設は、建設を進めている次世代の素粒子観測装置「ハイパーカミオカンデ」の内部を見学できる「3Dバーチャルツアー」を公開しました。本ツアーはウェブサイトを通じて、誰でもオンラインでアクセス可能です。VRヘッドセットを装着しての体験も可能です。
ハイパーカミオカンデは、現在稼働しているスーパーカミオカンデを大幅に凌駕する規模のニュートリノ観測施設です。現在は2028年の観測開始を目指して建設が進められています。地下の巨大な空洞はすでに掘削作業を終えており、現在は検出器となる水槽の建設が進行しています。
今回のツアーでは、掘削完了直後に撮影された貴重な地下空間の内部を見ることができます。通常は立ち入ることができない巨大な空洞やトンネルの内部を、オンライン上で見て回れる点が大きな特徴です。建設中の施設の圧倒的なスケールを、自宅などから手軽に体感できる内容となっています。
本事業は東京大学と高エネルギー加速器研究機構が主導する国際共同研究です。岐阜県飛騨市の地下に建設され、世界各国の研究者が協力しています。茨城県から打ち出されるニュートリノを用いた実験も計画されています。宇宙の進化や物理法則の解明を目指し、1983年から続く研究の歩みを次世代へと継承する施設となります。
参考
https://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/news/detail/2272/
https://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/hk/about/outline/
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