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VTuber 2026.01.19

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~1月16日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルクリエイターの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。特にユニークな作品や技術力や企画力の高い作品、時事性のある作品などをさらに深掘りし、クリエイターの面白さ、頑張り、才能をキャッチしていきます!

怪獣みたいな地下通路 ー卵の持ち帰り方についてー【チ。/サカナクション】

サカナクションの傑作楽曲「怪獣」。アニメ「チ。」のオープニングでもあるこの作品のMVでは、ボーカルの山口一郎が卵を運ぼうとして壁に挟まれてしまうシーンがあるのですが、もっと早く走れば挟まれなくて済んだのでは?という発想をした衛星ライトが、再現っぽい空間を制作。おむらいす食堂ヘアピンまみれ稲荷華奈といういつものメンバーを集めて「ショットガンタッチの勢いで行けば!壁の迫る勢いにも負けずに!卵を持ち帰られるはず!」という検証ゲームを実施してしまいました。

そもそもこのネタのために、ショットガンタッチ風のゲーム会場地下通路を制作してしまう衛星ライトの技術力に驚かされます。ボタンをタッチしてから卵を10秒で持ち帰る、というスピード感ギリギリぴったり間に合わないくらいのつくりになっています。全員が四苦八苦する様子を見ていると、迫りくる壁の中を走り抜けるこの体験、実際にVRで味わってみたくなります。
加えてこういうネタのときに「やりすぎる」のも衛星ライト動画の味。一個の卵を持ち帰るだけでなく、他の遊び方もちゃんと仕込んでいました。
後半では「怪獣」の映像再現を4人で行う様子も見られます。ネタのための作り込みと、過剰なサービス精神、他3人がつっこんでも間に合わないほどの突拍子もないボケ、という衛星ライト動画の真骨頂を味わえる一本です。

異界駅「夜月●駅」に行ってみた

世の中のありとあらゆるものを調理して食べる様子が楽しい、空想料理店蟹。最近は自分で料理するだけでなく、都市伝説的な世界を訪れて新たな料理に出会っています。今回は夜中にだけ行ける異界駅「夜月●駅」を訪れたようですが…実際にありそうな都市伝説が、蟹テイストでうまく味付けされ不可思議に仕上げられています。

蟹の映像はローポリ3Dモデルを用いた、レトロな画質で制作されています。かつてブラウン管テレビで見たような感覚を与えてくれる彼の動画は、都市伝説の怪しさにぴったり。それでいて蟹ならではの「美味しいものに出会う」というワクワク感がしっかり盛り込まれているので、夜中にたどり着いた謎の駅の、ちょっとおっかないけれども心地よい空気感は、蟹ワールドならでは。謎の調理法で作られたローポリ料理は今回もしっかりおいしそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=dTs_WNap8b8)

アニメ「アルネの事件簿」のEDでもある、小林私のオリジナル曲「人形の街」のMVも蟹が手掛けています。小林私のボーカルが持つシリアスさを、レトロ感とコミカルさあふれる蟹イズムで盛り上げており、元楽曲を知っている人には新たな見え方が感じられるようなユニークな一本になっています。

【しろまほう診療所】異世界には見分けの全くつかない不思議な実がある【異世界VLog】

しろまほう診療所を営んでいるすのう・あにぅがアップしたのは、異世界にある診療所での日々を記録したVlog動画です。今回は準備中の診療所を明るくするための照明づくり。といっても現実世界の電球やランプとは全く違う方法で明かりを作るようですが…?

異世界ならではの自然法則がある独特な世界観をゆったりしたテンポで記録した、バーチャルなVlogになっています。すのう・あにぅの明るい性格とほんわかしたしゃべりが、なだらかに時間が流れる診療所の魅力をぐっと引き立てているのも、この動画の持ち味です。診療所に行ってすのう・あにぅと話しながらこの照明を眺めているだけで、心も体も癒やされそう。
映像は色使いが抜群によく、すのう・あにぅ本人の色味と診療所の光の具合、置かれている小物類のバランスがマッチしています。だからこそ今回出てくるポムの実とそれから作られた明かりが、診療所内でぐっとコントラストになって映えているのも素敵です。

短い動画の中で、異世界の日常感を楽しませてくれるすのう・あにぅのVlog。実際に向こうの世界で記録しているような撮影アングルだけでなく、バーチャル空間ならではの見せ方もうまくミックスすることで、ショートムービーとしてセンスよくまとめられた、気軽に楽しめるシリーズです。

【ロケ企画】AZKi’s LOCATION!~天音かなた縁の場所へ!?かなあずが埼玉でゲスしてきた!~【#AZロケ】

土地あてゲーム「GeoGuessr」が非常に得意なAZKiが実際に旅に出て現地に向かう、リアルロケ企画「AZロケ」シリーズ。今回は天音かなたをゲストに招いて、彼女ゆかりの土地として埼玉を巡る内容になっています。
最近ホロライブを卒業した天音かなた。本来は卒業前にこの動画はアップ予定だったそうですが、逆に卒業後に公開されたことでファンの天音かなたロスを癒やしてくれる、貴重な一本になりました。

天音かなたにゆかりの土地…としてゴリラ公園をチョイスするお約束展開。それ自体もふたりは存分に楽しんでいるのですが、宝登山小動物公園、角川武蔵野ミュージアム、体感型デジタルアート劇場「浮世絵Re:Born」など、埼玉の名所をこれでもかとすさまじい勢いで巡りまくって、ぎゅっと詰め込んだ濃厚な33分になっています。
埼玉の魅力を発見できる一本として、これを見ながら彼女たちと同じ道のりでリアルGuessするのも楽しそうです。

高音ボーカルに長けたシンガーであるAZKiと天音かなた。ふたりによるサカナクション「怪獣」のカバーMVも公開されています。原曲の歌詞を、ふたりの関係性で置き換えて再解釈することで、天界に戻っていった、あるいは未来を選んで進んでいった天音かなたに捧げる楽曲になっており、別れの際の心理が歌声とアニメーションで表現されています。AZKiが普段は見せないような表情をこのMVで思いっきり出しているのは見どころのひとつ。別の道を行くことになったふたりの感情が織り込まれた一作です。

【実写×Vtuber】バーチャルからリアルへ!「Vの姿でキャンプ」してきた

普段はソーシャルVR「Resonite」で活動をしている広葉樹マキが、現実世界でソロキャンプをしたときののVlogをアップしています。なにより驚かされるのが、VRの姿のままの広葉樹マキが、極めて自然に現実のキャンプ場で動いている様子が見られること。手などはアップになると実写なのがわかるのですが、引きの絵になるとどこまでが実写でどこからがバーチャル体なのかほとんどわからなくなっています。

特にテントの設営の様子は、バーチャルな存在が現実に干渉してものを持ち上げているようにしか見えません。
概要欄によると、今回の動画はGoogleのGeminiと動画生成AI「Kling O1」を活用することでできたそうで、VTuberが現実空間の中でキャンプする様子を撮りたいという夢を生成AIの活用で実現させたもののようです。

 

かなり自然で違和感のない映像に仕上がっており、Xの投稿も多くの人に注目されていました。広葉樹マキのポストによると「Photoshopで加筆修正した静止画を作る必要があるので、6割位は人の手が必要」とのことで、かなり手間と労力がかかっている映像のようですが、そもそも実現が難しかったVTuber具現化映像の技術的な壁を乗り越えるため、生成AIがうまく活用できているのがわかる一本です。

【新春】一流Vは誰だ!?学術/特化系Vによる格付けチェック企画2026【#学術V格付けチェック】

普段から知的な内容の話題を配信・動画公開している学術系VTuberたち。であれば一流の問題も解けるはず…!? 特化V・学術V12人が、これまた学術Vたちが作った本格的な2択問題に挑む「格付けチェック」が実施されました。主催は和ノ蔵美知瑠雨声シト卍山ギリー四国三郎ウツボ丸の4人です。

出てくる問題は地理(赤穂しゅな作)、化学(才媛テス子作)、情報(ひろえってぃ作)、宝石(ごもも作)、美術(野ばらあを作)の、きちんとした知識の裏付けで作られたもので、視聴者側も真剣に考えられる+解答を聞くと納得ができる設問揃い。12人の知識力と観察力が問われるがゆえに、全員本気です。

この企画はふたり一組で参加する形式になっており、片方が問題に挑んでいるときに待機していた人たちの会話の様子が別中継されているのが面白い部分。ガヤとして待っている相方のハラハラする様子を楽しむことが出来ます。また選択したあとに入る部屋の視点も別で配信されており、答えを待つ間のスリルに怯えるVTuberたちの様子も見られます。加えて作問チームが同時視聴をしながらトークを繰り広げる「非公式同時視聴」も行われており、多視点で会話が見られるユニークな配信になっていました。

くろーずど・ねびゅら / 夜羽咲クロネ [Music Video] | CLOSED NEBULA (prod. 諭吉佳作/men, Talich Helfen)

まるで病みカワ少女である彼女がヒロインのゲームのオープニング曲を見ているかのよう。夜羽咲クロネの新作オリジナル曲MVは、キュートな「病み」が特盛り。レトロポップな小物であふれる映像の中、ちょっと不機嫌そうな顔で歌い踊る夜羽咲クロネの姿は、心をぎゅっと掴んでくるインパクトがあります。

諭吉佳作/menによるポップな楽曲を、引きこもり病みカワ好き女子高生である夜羽咲クロネが自らの思いとして歌うことで、普段見せない本心を見せてくれているかのようなキャラクターソング的作品に仕上がっています。「ぎゅっと鍵閉めて抱きしめて しあわせな日々送ろーね」と歌う彼女の、普段見せないデレモードをこのような形で見せられてしまったら、夜羽咲クロネとの閉じた共依存の世界で幸福な夢を見るルートをついつい選んでしまいそう。コケティッシュな彼女の魅力たっぷりな、彼女のスタイルがよく表現された一作です。

声優・鈴原希実のいとこである夜羽咲クロネ。「北九州ポップカルチャーフェスティバル2025」では、とあるきっかけで中身が入れ替わった夜羽咲クロネ (⇆鈴原希実)が出演しており、写真もXにアップされています。動画の後半を見た感じだと、今後もまた入れ替わることがありそうですが…? 夜羽咲クロネと鈴原希実の活動の幅が大きく広がり、サプライズで楽しませてくれることに期待したくなります。

【Original Song】Forest~フォレスト~【オリジナル曲/ 森野めるん/Vtuber】

まるで絵本を読んでいるかのような感覚になれる森野めるんの新作オリジナル曲がアップされました。ムラタシユウによる楽曲は童話形式になっており、森の中に迷い込んだ森野めるんが、小さくなって森のパーティに参加する様子が描かれています。一見それは素敵な出来事に感じられますが、どうも楽しんでばかりはいられないようです…。

一晩の不思議な出来事を、語り部が優しく語り聴かせてくれるように歌う森野めるん。滑らかであたたく、それでいてどこか童話的ダークさも表現する歌声が、メルヘンな世界を心地よく届けてくれます。
ひとつの物語としての完成度がかなり高い作品なのですが、この動画は彼女がもうひとつのチャンネルで配信している「ストグラ(ストリーマーグランドセフトオート)」で演じているキャラクター「るんるん」の要素も含まれているため、彼女のファンであればさらに別の視点からも、この楽曲を深く味わえる構造になっています。

スペイン語を話すことができる森野めるんは、海外視聴者がとても多いVTuberでもあります。それにあわせて今回の動画では英語とスペイン語の字幕が追加されています。数多くのスペイン語で盛り上がっているコメント欄は、彼女のチャンネルならではでしょう。

【Original】Dunk/轟はじめ【Official MV】

洋楽やK-POPのMVテイストで撮影された映像には、彼女のダンスの魅力がたっぷり! 轟はじめがアップした新作オリジナル曲MVは、ダンサーとして高く評価される彼女の躍動感が余す所なく見られる一本になっています。振り付けは轟はじめ本人によるもので、作詞の一部も手掛けています。

ダンサーを引き連れたダイナミックな動きもさることながら、自然体で動いている瞬間のかっこよさをラフに見せているあたりに、轟はじめの身体表現の力量の高さが感じられます。アメリカンハイスクール風の背景の中で、「かわいい」と「かっこいい」の両方のテイストの表現がバランスよく盛り込まれています。
今回の彼女のボーカルは青春度マックス。恋に悩みながら充実した日々を送る様子が伝わってくるようなみずみずしさでいっぱい。サビの歌声の力強さからは、学校生活の中での「楽しい」を全部手に入れるような頼もしさも感じられ、まさにみんなの「青春」を先陣切って歩いてくれる「番長」らしいカリスマ性が伝わってきます。絶対入れたかったと配信で語っていた、曲が終わったあとの「うっし」のポーズは、活動のあり方全体が青春番長である、轟はじめの生き様がよくでているワンシーンになっています。

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