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VRゲーム・アプリ 2025.11.19

アクション好き? グロ平気? VR酔いしないタイプ? なら「デッドプールVR」は是非ともプレイすべきだ【レビュー】

11月19日、Meta Quest向け新作VRゲーム「デッドプールVR」がリリースされた。マーベル作品の中でも一際クセの強いヒーロー「デッドプール」になって敵と戦う痛快アクションゲームだ。今回はこれをレビューする。

最初に言っておこう。本作は万人におすすめできるゲームでは全くない。下の箇条書きの項目のひとつでも当てはまるなら、止めておいた方が良い。

・流血表現、グロ表現、とにかく気持ち悪い表現は全部ムリ!
・VR酔い・3Dゲーム酔いはメチャクチャ起きるタイプ
・アクションゲームは自信がない。下手よりの自覚アリ
・VRゲームはあまり遊ばない。操作の自信なし
・デッドプール? 知らない? 何それ?

逆に、こんな条件は全然平気。VRのアクションゲームは百戦錬磨だ! と自信満々なデッドプール作品履修済みプレイヤーであれば、もはやマストバイのレベルだ。そう言い切っていい。

はじまりは、VRゲーム史上最高のカーアクション(※ただし酔いも最強)

冒頭、いきなり自分がデッドプールになって登場する。武器が散乱した車の中、ハンドル席には拘束された敵らしき人物、バッグの中にあるフードは無限に取り出して食べたり投げたりできる。デッドプールの物語に途中から飛び込んでしまったかのような感覚だ。デッドプールの小粋なジョークを聴いていると、突然敵とのカーチェイスがはじまる。

いや……もうすごい。すごいとしか言いようがない。著者もこれまで色んなVRアクションゲームを遊んできたが、ここまで圧巻のカーアクションは体験したことがない。画像では速さが分かりづらいだろうが、車のスピードは尋常じゃない。こっちは二丁拳銃をぶっ放し続けられるわけだが、爽快感が半端ない。敵の攻撃もやばい、ずっと撃たれる。敵の車に衝突しまくるし、障害物はぶっ壊れるし、何もかもメチャクチャ。ジェットコースターに乗ってる時のような興奮が一番近いだろうか、いや少なくともMeta Questで遊べるゲームの中で、このシーンの出来は屈指と言っていいだろう。正直、このカーアクションシーンだけでも体験してもらう価値はある。

ただし、ゲロゲロに酔う! 本当に酔う! 普段VR酔いなど滅多に起こさない著者が言うのだから間違いない。というか、デッドプールも途中で酔って大量のゲロを吐いている。このパートに関して言えば、開発陣もVR酔いについて全く考慮していないと言って良いだろう。その証拠に、このパート、辛い人はスキップできるように設計してある。しかし、このアクションパートを体感しないのは、本当にもったいないので、出来れば酔ってでも遊んで欲しいのが本音だ。ただ無理はしないで欲しい。

バトルアクションは痛快というより“痛”!


(※モザイクは編集部により追加しました)

カーアクションシーンのあと、いよいよ本編開始となるが、ここでも改めて注意しておく。本作は本当にグロい。映画版の「デッドプール」レベルのグロさは覚悟しなければならない。いきなり、首と身体が切り離されたデッドプールが登場するわけだが、研究員を襲ってガンガン痛めつけて血がプッシャーと飛ぶなど当たり前。戦闘シーンになると、刀で敵の身体はスパスパ斬れてしまうし、顔だけつぶれる等の演出も頻繁にある。ちょっとでも「うっ……」となりそうなら、プレイはおすすめしない。本当に。(※設定で「汚い言葉オフ」モードにすれば、流血表現などを少しマイルドにできますが、それでも四肢は吹っ飛びます)

しかし、その点に目をつぶれば、操作自体は非常にシンプルかつ遊びやすい設計だ。ジャンプやダッシュといったものはボタンを覚える必要があるが、そのほかのアクション、武器を掴んだりボタンを押したりといった操作は大体直感的にプレイできる。チュートリアルも親切で、VR初心者向けに酔いにくい設定にもできる(やはりカーアクションシーンだけは無理だったらしい)。これまで、アクションジャンルのVRゲームを遊んだことあるプレイヤーならすぐに慣れてしまうだろう。

ただ、VRゲーム初心者にとっては厳しい難易度だ。そもそも敵の攻撃が激しいので、操作でワタワタしているとすぐに倒される。腰の位置に二丁拳銃、両肩に日本刀を装備しているのだが、その取り出しがスムーズにいかないとチュートリアルの突破は大変だろう。難しい人は、難易度をイージーに設定して、コンフォート設定も「VR初心者」を選ぶと良いだろう。

また本作の随所にはデッドプールらしいネタが散りばめられている。日本語訳の音声でも小粋なジョークが満載で、明らかにVRプレイヤーに向けて話しかけてくるシーンもある。敵とのトークも皮肉まみれだが、最低限マーベル作品の雰囲気的なことは押さえておかないと、ニュアンスを理解するのは少し難しいかもしれない。逆にディープなデッドプールファンであれば、手を叩いて喜ぶようなシーンだらけと言える。

デッドプールらしい非常にクセの強いVR作品だ。遊ぶ人を選びはするが、ハマる人にはとことんハマる。正直レビューを書いていて「こんな作品を本当にポジティブにオススメして良いのだろうか?」と何度か思ったが、冒頭にも本文にも散々注意を書いたので多分大丈夫だろう。オススメです。

販売サイトはこちら(税込み7,800円):https://www.meta.com/ja-jp/experiences/marvels-deadpool-vr/3240283705987790


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