ライブ配信サービスを展開するTwitchは、日本の若年層ユーザー(元ソースではZ世代と表記:16歳~25歳)を対象にライブ配信視聴に関する調査結果を公開しました。この調査は2025年4月に行われ、過去半年間に2時間以上ライブ配信を視聴した503名(男性250名、女性245名、その他8名)が対象です。
調査結果から、日本の若い世代がライブ配信を見る動機として、効率的に時間を使うこと(タイムパフォーマンス)より、視聴者同士や配信者とのリアルな交流を重視していることが明らかになりました。
毎日2~5時間視聴する人の65%は、チャットを通じた視聴者間の交流を楽しんでいると回答しています。また、ゲーム系コンテンツを見る層の半数以上が、配信者のリアクションを楽しむことを視聴理由として挙げました。
自由回答の視聴理由として、「リアルタイムの交流や一体感が孤独感や不安を軽減する」、「コメントが読まれる期待感が楽しい」、「視聴者と配信者がリアルタイムで交流できる独特な楽しさ」など、リアルタイムでのやり取りやコミュニティ感覚を評価する意見が多く寄せられました。さらに約70%が、ライブ配信を通じて趣味や関心に基づくサブカルチャーのコミュニティを見つけやすいと感じています。
毎日長時間(2~5時間)視聴する人の77%は、好きな配信者の配信開始通知を設定しており、好みのコンテンツを逃さないよう工夫しています。また、視聴者の2人に1人はお気に入りのライブ配信の場面を共有しており、16~19歳は切り抜き動画を、20~25歳は配信リンクをシェアする傾向が見られました。
配信者の魅力として若年層のユーザーが重視する要素は、「トーク力」(38%)と「親しみやすさ」(29%)が特に多く挙げられています。オンデマンド(録画)配信よりもライブ配信で見たいジャンルでは、「ゲーム」「音楽」「雑談」が上位を占めました。
TwitchのCEOであるダン・クランシー氏は今回の調査結果について、「デジタルネイティブなZ世代にとって、ライブ配信は単なる視聴以上に、つながりやコミュニティ形成のツールになっている」と指摘しました。さらに、日本ではVTuberやアニメ、ゲームなどのサブカルチャーが配信市場に影響を与え、特定の趣味を共有する人々が交流しやすくなっているとコメントしています。
参考
公式提供資料
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