VR/MRヘッドセット「Meta Quest」のv72ソフトウェアアップデートの配信が、12月10日(火)より順次開始されます。
Windows 11でリモートデスクトップ
今回のアップデートでは、試験的な機能として「Windows 11でのリモートデスクトップ」を実現。Microsoftとの提携により、Meta Quest 3および3SでWindows 11 PCをより自然に拡張機能として活用できるようになります。セットアップが完了すれば、ヘッドセットを装着してPCを見るだけでペアリングが開始され、PC側で何かを操作したりする必要はないとのこと(※従来のPCと接続するQuest Link機能やリモート機能とは別種の機能です。PC画面をヘッドセットに表示させる方法であり、PCVRモードに接続する方法ではないことに注意)。
手順はこちら。
PC側:
・ハードウェア要件を確認してください。Meta Quest 3または3Sのヘッドセットと、Windows 11 バージョン 22H2以降を搭載したPCが必要です。
・Microsoft Storeから『Mixed Reality Link』アプリをダウンロードします。インストール後、PCをロック解除したまま、ヘッドセットを装着してください。Quest側:(※編集部で確認:v72以前のバージョンでは、利用できない状況でした)
・ヘッドセット内の設定メニューを開き、「詳細設定」に進み、「Microsoft Mixed Reality LinkでPCとペアリング」を有効にします。
・QuestがPCを検出すると、PCのキーボード上にペアリングのメッセージが表示されます。メッセージが表示されない場合は、手動でライブラリ内の『リモートデスクトップ』を開くか、もしくは「クイック設定 > リモートデスクトップ > 新しいデバイスを追加」を選択してペアリングを開始することもできます。
・画面の指示に従い、PCとヘッドセットが完全にペアリングされるまで進めてください。ペアリングが完了すると、PCを見てキーボード上部に表示される「接続」ボタンを押すか、「クイック設定 > リモートデスクトップ」を選択することで、いつでもPCに再接続できます。
キーボードトラッキングの進化
これまでのQuestではごく一部のキーボードにキーボードトラッキング機能を導入していましたが、v72では、より汎用的なキーボードトラッキングシステムが提供されます。近くにあるどのキーボードでもQuestが自動的に検出・トラッキングされるようになり、利用者が好きな作業空間で、現実のキーボードを使いながら作業を進められます。
なおこの機能は、v72の配信開始時に一部のMeta Quest利用者に提供し、徐々に対応範囲を拡大していく予定とのこと。
ハンドトラッキング 2.3
v72では、大幅に進化したハンドトラッキング機能「Hands 2.3」が導入されます。ハンドトラッキングの安定性、正確性と利用しやすさが向上し、手を使ったQuestの操作がさらに簡単になるとのこと。
v72の一環として、配信後数週間にわたりHorizon OSで以下の機能改良が段階的に展開されます。
・ユニバーサルメニューを操作する際に、ハンドカーソルの安定性と反応性を向上します。
・ピンチ操作中のカーソルの安定性を高め、選択したい項目をより簡単に選べるようにします。
・つまんでからのドラッグ操作(例えば、ブラウザのタブを新しいウィンドウにドラッグする際)の反応速度と安定性を向上します。
・トラベルモードを使う時など、狭いスペースでも手を使いやすくします。
・カーソルを使って位置を選択する手のポインターの可視化機能を追加します。
Instagramのメッセージ機能(DM)
Meta QuestでもInstagramのメッセージ機能(DM)が使えるようになります。これにより、Meta QuestのInstagramアプリからリールやストーリーズ、投稿を友達と簡単にシェアしたり、週末の予定についてチャットしたりできるように。タイピングを減らしたい場合は音声入力を利用したり、音声メッセージを送ることもできます。
Meta QuestでInstagramアプリを開き、左側のナビゲーションバーにあるメッセージ機能のアイコンを探して、チャットを始められます。
メディアギャラリー
v72アップデート後に導入される「メディアギャラリー」では、スクリーンショットや録画データなどをより簡単に管理できるようになります。アプリを開くと、Meta Questヘッドセット内の動画(空間ビデオも含む)、写真、スクリーンショットなどにすぐにアクセス可能です。
(参考)Meta Quest ブログ


