10月6日（木）HTCは、同社の公式Twitterで新型デバイスと思われるティザー画像を公開しました。現時点では詳細は不明ですが、「Vive Flow」のような形状をしていることから、新型のVRヘッドセットの可能性があります。
HTCは、画像を「Go small or go home（小さくなるか、家に戻るか）」というメッセージと共に投稿しました。メッセージの意味は不明ですが、「Project Cumbria」や「Pico 4」といった10月現在における新型VRヘッドセットは、パンケーキレンズの採用などで、従来モデルからの小型化に成功しています。
HTCは「Vive Flow」の時点で同レンズを導入済みなので「さらに流れに乗る」という意味合いを込めたのかもしれません。「go home」については、画像のデバイスが家庭用の機器であることを示唆していることが考えられます。
（「VIVE Flow」本体）
米メディアRoad to VRは情報を得るため、画像のコントラスト（明暗）調整を試みたと説明。ただ成功はせず「Nice try（いい考えでした）」という“隠しメッセージ”が浮かび上がるに留まったと、同メディアは報告しています。
Go small or go home. pic.twitter.com/PUqqKn4V5E
— HTC VIVE (@htcvive) October 6, 2022
HTCは、「Vive Flow」以降、VR領域では新製品を発表しておらず、同ヘッドセットも動画の視聴を主な利用目的とした“カジュアル”なデバイスです。今回公開された画像のデバイスが、どのような仕様となっているのか。続報に期待したいところです。
なお、HTCの“競合他社”であるMeta社は、10月11日（火)から、年次開発者会議「Meta Connect 2022」を開催予定。HTCの今回の動きは、同イベントを意識したものなのかもしれません。
（参考）UploadVR
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