XREAL社の新型スマートグラス「XREAL One」の、最新のソフトウェア・アップデートが公開されました。今回のアップデートでは、各機能やパフォーマンスの向上が行われます。
「XREAL One」は、XREAL社のスマートグラス「XREAL Air 2/Air 2 Pro」の後継モデルです。自社開発空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載し、グラス本体でのネイティブ3DoFを用いた固定大画面体験が可能となり、最低3msの低遅延を実現しています。価格は、税込69,980円です。
最新バージョンの「XREAL One」では、“着用センサー”の精度が向上。デバイスを外した時に自然にスクリーンオフするようになったほか、誤シャットダウンが起こる可能性が低下しました。
アンカーモードやウルトラワイドモードといった、バーチャルディスプレイの各モードには、距離調整機能(2m~10m)が追加。2~4mの範囲に展開した際のサイズ表示も相対的に大きくなっているとのこと。デバイスとの互換性も改善され、より多くのデバイスに接続可能になっています。
アンカーモードは高リフレッシュレート(120Hz)にも対応しました。「XREAL One」に接続したデバイス側の出力リフレッシュレートを120Hzに設定することで、同機能を有効にできます。ウルトラワイドモードには“終了プロンプト”が追加。アンカーモードに戻る際に確認が行われます。
OSDメニューの表示オプションには、テキストの最適化メニューが実装され、文字のシャープさと柔らかさを調整できるようになりました。また、高パフォーマンス時のエネルギー消費が改善され、サーマルスロットリング(高温保護)の発生頻度が低下したとのことです。
アップデート方法
「XREAL One」は、単独のみではソフトウェアをインストールできません。最も簡単な方法は、PCとデバイスを接続した状態のまま、こちらの公式サイトにアクセス。「Connect」ボタンをクリックしたうえで、アップデートするデバイス名を選択すれば、そのままインストールがはじまります。インストール中は、デバイスとPCの接続を解除しないように注意しましょう。
(参考)提供資料