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活用事例 2017.01.31

マイクロソフト、Windows Holograhic開発者版の早期アクセス用登録を受付中

マイクロソフトは去年、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoおよび3Glassesから今年発売を予定しているWindows Horographic対応HMDに関するパートナーシップを発表しています。これらはWindows 10上で動作し、インサイド・アウト方式のルームスケール位置トラッキングなどの機能を備えるとされています。現在、マイクロソフトの開発者向けサイトでは、これらのHMDを開発する、またコンテンツを開発するためのWindows Holographic Dev Kit(Dev Kitは開発者版)に早期アクセスするための登録を受け付けています。

Windows Holographic Dev Kitの早期アクセスの受付開始

マイクロソフトはHMD向けのインサイド・アウト方式によるヘッドセットだけでの位置トラッキング、開発者のための統一されたプラットフォーム、標準化された入力やユーザーのためのストアなどのMRエコシステムを統一しようとしています。

同社は、去年発表したAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、3Glasses製のHMDが今年発売し、より多くの選択肢と低価格な製品を提供します。また、インテル社と共同開発しているPC内蔵型のMRヘッドセットの仕様も発表しています。これらのHMDを用いることで、他のプラットフォームよりも手頃な価格のPCやHMDを通じて、すべての人にMR体験を提供できる、としています。そして、多くの開発者がさまざまなアプリケーションやゲームコンテンツを開発し、MR体験を次のレベルに上げていくことを目指しています。

このページから登録を行うことで、新しいHMDへの早期アクセス権および、Windows Holographicに関する最新情報を入手できます。また、MR用アプリケーションやゲームのアイデアがある場合は、関連ツールやHMDの利用が可能になり次第、事前にアクセスできるようにすることを検討しているとのことです。

ただし、Windows Holographic Developer kitsは限定数があり、登録された各プロジェクトを精査して優先順位を付けるとしています。また、NDAおよびハードウェアに関する同意書にサインする必要があります。

(参考)

Join us in our journey to make mixed reality mainstream. – (英語)

https://developer.microsoft.com/en-us/windows/projects/campaigns/i-want-mixed-reality


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