PC向けのVRヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」の開発・販売を行うHTCは、1月に行われた家電見本市「CES2017」にて、HTC Vive向けとなる新しいアクセサリー「Vive Tracker」を発表しました。
Vive Trackerは、現実のモノにトラッカー本体を装着することで、モノをVRに持ち込むことができるというものです。 これにより、モノを没入感のあるコントローラーやアクセサリーなどとして使用することができ、HTC ViveのVR体験をさらに没入感のあるものにすることができます。
HTCは「Vive Tracker」開発者版の無料貸与の応募を1月から実施し、既に応募が締め切られています。開発者版Vive Trackerは1,000名分用意されていたとのことですが、HTC Vive開発者コミュニティから2,300件を超える応募があったことを明らかにしました。
HTCのダニエル・オブライエンは同デバイスに対し「Vive TrackerはVRの未来を成長させるための、VRコミュニティへの投資を意味しています」と述べています。
(参考)
HTC Receives 2,300 Submissions for Vive Tracker, Developer Shipments Begin
http://www.vrfocus.com/2017/02/htc-receives-2300-submissions-for-vive-tracker-developer-shipments-begin/
※Mogura VR は、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。