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フォービエイテッド・レンダリング(Foveated Rendering)

フォービエイテッド・レンダリング(Foveated Rendering)とは、画面をレンダリングする際、人の中心視野ほど高解像度で、そして視野の外側に行くに従って低解像度で描画する手法のこと。

人の眼は、網膜上に中心窩(ちゅうしんか)と呼ばれるくぼみを持っています。人の視野は、この中心窩の領域で最も鮮明になり、周辺視野に行くにしたがって徐々にぼやけていくという性質があります。つまり、視野の周辺では、低解像度で描画をしても体験に支障は出ない(低解像度で描画されていることに気が付かない)ということです。

高解像度のレンダリングを必要十分な領域にとどめることで、PCにかかる描画処理の負担を大幅に軽減させることができます。この技術が実現すれば、VR体験に必要なPCスペックのハードルが下がったり、現在のグラフィックカードでも今以上のパフォーマンスを発揮できるなどのメリットが生まれるのです。

https://www.youtube.com/watch?v=Qq09BTmjzRs

フォービエイテッド・レンダリングの例。視野の中心ほど高画質で、外側に行くにしたがって低画質で描画されているのがわかる。

Oculusのチーフサイエンティストであるマイケル・エイブラッシュ氏は「ハイクオリティなグラフィックを実現するにはフォービエイテッド・レンダリングが重要。この技術は5年以内にVR技術の核となるだろう」と語っています。

(関連記事)
第2世代のVRHMDの鍵?250Hzの視線追跡を公開したSMIが狙うフォービエイテッド・レンダリング(2016.01.19)



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