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プレゼンス

プレゼンス(presence)は、存在、現存などを意味する英単語。

特にVR分野においては、「自分がVR世界の中に“いる”」という、VR技術が生み出す「臨場感」を表す語として使われています。近年は「実在感」などとも呼ばれています。「Sence of presence」も同じものを指します。

没入感と実在感
プレゼンスの二つの意味 臨場感と存在感
プレゼンスに関するこれまでの知見

没入感と実在感

VR体験と併せて、昔から頻繁に用いられている単語に「没入感」(Immersion)があります。これは「自分がVRの世界の中に“入っている”」という感覚を表します。

一方で「プレゼンス」は「VRの世界の中に“いる”」という感覚。

没入感は、「あくまで出発は現実で、自分が今いるのは現実ではないどこかである」というニュアンスを含んでいます。その一方で実在感は、「そこが現実と何ら変わりない」というスタンスに基づいており、「バーチャル(見かけは異なるが、本質的には同じ)」という概念により近いものになります。

近年のVR技術の進歩に合わせるようにして近年では、「没入感」より一歩先へ進んだ状態であるとする「実在感」の方が好んで用いられている傾向にあります。

プレゼンスの二つの意味 臨場感と存在感

プレゼンスという語は元々、臨場感(自分が世界の中に“いる”)を意味する語として扱われてきました。

ただ、近年VR体験とともに「プレゼンス」という単語が使われる時、それは「自分がそこに“いる”」「相手や物がそこに“いる(ある)”」の両方を包括している場合が多くなっています。つまり、自分が感じるその場の「臨場感」だけでなく、自分以外の人や物の「存在感」も含んでいるのです。

「臨場感」は体験者が得る感覚である一方、「存在感」はある人やものの周りの人が知覚する感覚であることに注意してください。(Aさんの存在感とは、Aさん以外の人が感じるものです。)

(参考)
日本バーチャルリアリティ学会(編)(2011) 『バーチャルリアリティ学』 東京 コロナ社 14頁、196-200頁

プレゼンスに関するこれまでの知見

これまで、VRコンテンツ制作を通じて得られた「プレゼンス」のための知見を紹介します。

・VR開発者必見!お役立ちノウハウリンク集(随時更新)
講演やインタビュー等、知見を共有する記事のまとめになっています。

国内

・「“プレゼンス”はガラスの靴のようなもの」3年間蓄積されてきたVR開発の知見をまとめた記事が公開

・【CEDEC2016】VRの ”面白さ”とは?企画のヒントが詰まったVR ZONEの知見
・【CEDEC2016】デバイスを使わないVR 子供たちが屋内で砂浜を体験するには
・【CEDEC2016】Oculusが語る「手でやろうとしたことが全てできるVR」が面白くなるコツ
・【CEDEC2016】VRで没入感を深める”手を使った自然なインタラクション” SIEが語る技術的な知見
・【CEDEC 2015】『サマーレッスン』から学ぶVRゲーム開発 -開発者ディスカッション編-

海外イベント等

・実はシンプルでもOK VRでより「一緒にいる感じ」のするアバターとはどういうものか
・【VRDC2016】VR人狼ゲームに学ぶ“ソーシャルVRづくりの秘訣”
・VRで生まれる人とのつながり。FacebookとOculusが目指すソーシャル・プレゼンスとは。
・VRでゲームプレイより重要なのは”実在感”。脱出ゲーム『I Expect You To Die』開発者が語る秘訣

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