ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、プレイステーション4向けVRヘッドセットPlayStatation VR(PSVR・プレイステーションVR)の全世界への販売台数が100万台を突破していることを明らかにしました。
PSVRは2016年10月に発売、3月には全世界で91.5万台を出荷したことが明らかになっていました。6月時点で前回発表より3ヶ月が経過しており、100万台という数字は不思議ではありません。
なおこの情報はBusiness Insiderの取材に対してSIEでマーケティング・リードを務めるJim Ryan氏が明らかにしたと報じられたもの。また、日本経済新聞の取材に対してCEOのアンドリュー・ハウス氏も同様の情報を明らかにしています。
プレイステーション4はすでに6,000万台近くが販売されています。Jim Ryan氏は「100万台という数字がVRの普及を示しているとは言えない。」としつつ、「いいスタートをきった」と話しています。
6月にはゲームの一大イベントであるE3が予定されており、PSVR対応の新作の発表に期待が集まります。
なお、PSVRと同じハイエンドのVRデバイスとしては、PC向けのOculus RiftやHTC Viveが発売されています。出荷台数の公式な発表はありませんが、リサーチ会社であるSuperdataによれば、2016年の出荷台数はOculus Riftが26万台、HTC Viveが42万台と推計されています。
(参考)
VR Focus
https://www.vrfocus.com/2017/06/sony-sells-1-million-playstation-vrs-calls-it-a-good-start/
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17335070V00C17A6TJ2000/