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開発 2021.12.15

Questのハンドトラッキングが「OpenXR」に正式対応

VRヘッドセットOculus Quest(オキュラス クエスト)のハンドトラッキング機能が、OpenXRに正式対応しました。これまではハンドトラッキング機能に制限がありましたが、今後はUnityのOpenXRプラグイン経由で正しく動作するようになります。

OpenXR」は、様々なVR/ARプラットフォームでのデバイスやアプリ間の仕様を統一しプラットフォームごとの最適化の手間を最低限にするための標準仕様です。業界企業が多く属するクロノス・グループにより策定が進行中、MetaやMicrosoft、HTCといった多くの企業が参加し、2021年2月にはValve(SteamVR)も対応を行っています。7月にはメタ(旧フェイスブック)製デバイスが正式対応しました。

米メディアUploadVRによれば、Questの最新アップデート(v35)によって、これまでポジションが正常に反映されなかった親指が、正しく表示されるようになったとのこと。同メディアは「ピンチ(つまみ)動作の際はまだ少し違和感はあるものの、ギャップはかなり小さい」と評しています。

(参考)UploadVR

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