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テック 2017.05.17

ARを使うとナイキの靴のデザイン方法はこう変わる


VRやARを使うと個人の生活や1つ1つのビジネスがどのように変わるのか、イメージが湧きにくいことも多々あります。

スポーツメーカーのナイキは、PCメーカーのデルと共同で未来のシューズデザインの様子を紹介するビデオを公開しました。制作にはARデバイスメーカーのMetaやハプティック技術メーカーのUltrahapticなどが協力しており、先の話ではあるがそう遠くない未来のイメージを見せてくれます。

https://www.youtube.com/watch?v=noutzo3xT8k

ナイキが紹介する未来のシューズデザインとは

ナイキは音声コントロール、MR(複合現実)やハプティック技術(触覚を通じた情報伝達技術)を用いた未来のシューズデザインの姿を紹介したビデオをリリースしました。

ビデオでは、今までのような図面ではなく、ARで立体モデル化してシューズデザインを行うシーンや声を使って画面を操作するなど、未来のナイキでのARの使われ方が紹介されています。


紹介されているビデオはまだ“未来”の話ですが、ナイキは一部ですでにVRを取り入れたデザインを行っており、新たな製造のあり方をリードしようとしています。

ナイキのデザイン・トランスフォーメーション部門副代表のKen Black氏は「ナイキには優秀なデザイナー、アスリート、そして技術が揃っています。VRを使って思い浮かぶ素晴らしいアイデアをさらに実現できるます」とコメントしています。

ナイキはこれまでも、360度動画でブラジル代表ネイマールの視点からサッカーの試合を体験できるVR広告をYoutubeで公開したり、服や靴をデザインする際に補助をするARシステムの特許を取得しています。

(参考)
Nike Shows Us Future of Footwear Design In Mixed Reality
https://vrscout.com/news/nike-future-footwear-design-mixed-reality/ (英語)

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