VRを使って、キャラクターになりきって「演技」をしながらアニメを作ることが可能になるアプリが開発中です。
VRでキャラクターになりきって自由にアニメーションを作れるソフト『Mindshow』はオープンベータを2017年第3四半期(7月から9月の間)に開始すると明らかにしました。4月13日、ロサンゼルスで開催されたVRLAにて、開発チームのVisionaryVRが発表しました。
VR内で自由にストーリ制作『Mindshow』とは
『Mindshow』はVR内でキャラクターになりきることで、誰でもアニメ作品を制作できるアプリケーションです。
ユーザーは用意された舞台を選び、自由に小道具も配置します。キャラクターをシーンに置いたら、HTC Viveのトラッキングを応用したモーションキャプチャーで登場人物を自在に動かすことができます。キャラクターのモーションを記録しながら、声を入れるとボイスチェンジャーにより、それっぽい声で記録されます。
『Mindshow』で作成されたティザー動画
https://www.youtube.com/watch?v=UCVwx_vNe8U
オープンデータの開始の正確の日付は明らかにされていませんが、2017円と予定されています。
『Mindshow』はHTC Vive向けに配信が予定されていますが、PlayStation VRとOculus Rift向けのリリースも検討しているとのこと。
日本でもバーチャルアイドルのキズナアイが人気となるなど、モーションキャプチャを使ってキャラクターをリルタイムに動かす取組が始まっています。
さらにVRを活用することによってアニメ制作の手法が新しくなるかもしれません。
(参考)
‘Mindshow’ Creative App to Launch Open Beta in Q3 2017, Watch New Trailer Here http://www.roadtovr.com/mindshow-creative-app-launches-open-beta-q3-2017/ (英語)
Visionary VR 公式ページ http://mindshow.com/about/ (英語)
MoguraVRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。