KDDI株式会社とARシステムを開発する米Spatial Systems Inc.(Spatial) は2月26日、AR/VRなど空間コンピューティングへの取り組みに関し、2月17日に包括的パートナーシップを締結したことを発表しました。
パートナーシップの内容は、日本国内におけるMRグラス「NrealLight」を活用したAR会議システム・コミュニケーションサービスの開発、および商品企画、販売に係るマーケティングの共同推進となっています。
今回のパートナーシップ締結は、5G時代における新たなテレワークやユーザー間コミュニケーションシーンの創出を目的としたものです。Spatialが有する遠隔AR会議システムのスマートグラス「NrealLight」への最適化を推進するほか、日本市場におけるAR会議システム・コミュニケーションサービスの受容性確認やテストマーケティングを実施します。
また、KDDIの5GMEC(※) を活用することで、「より高画質でスムーズな動作を実現し、スマートグラスを通じたリアリティと高臨場感のあるバーチャルコミュニケーションサービスの提供を目指す」としています。
(※MEC/Mobile Edge Computing……基地局などにコンピューティングリソースやストレージを配備し、アプリなどの提供を可能にする仕組み)
「NrealLight」に関するまとめ記事はこちらです。
(参考)KDDI株式会社 プレスリリース