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業界動向 2018.11.19

“業務用”Google Glass新モデル、FCC認証を通過 製品化間近か

Googleが開発中のGoogle Glassの新モデル「Google Glass Enterprise Edition」が、連邦通信委員会(FCC)の認証を通過していたことが判明しました。

同モデルは2017年に行われた開発発表から情報が無く、本格的な続報が待ち望まれていました。

前モデルは開発者向けへの販売に留まる

Google Glassは「スマートグラス」に分類される製品で、所有者が求める情報がメガネのレンズ上にされる仕組みになっているのが特徴です。ここ最近勢いを見せているHoloLensやMagic Leapといった「ARグラス(ヘッドセット)」とは違い、スマートグラスには拡張現実(AR)機能はなく、いわゆる「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」と同じように機能します。

“初代”Google Glassこと「Explorer Edition」は、2013年に開発者向けとしてリリースされたものの伸び悩み、その後2015年に販売中止となっていました。

「Enterprise Edition」は、そんなGoogle Glassの次世代版にあたるアイテムで、建設や医療現場など、現場作業をアシストするためのデバイスとして、開発が進められていることが伝えられています。

詳細スペックは判明せず

FCCのサイト上には「Enterprise Edition」の詳しい性能は掲載されていません。ただ海外ITメディア9to5Googleによると、新機能が満載されているというよりは、処理速度の向上やバッテリーの耐用時間など、基本的なスペックの底上げに重点が置かれたモデルであるとのことです。

(参考)Road to VR

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