Mogura VR

情報が空間表示 HoloLensを使う展示会にいってきた

ファッションレーベルchloma と VRサービスSTYLY(株式会社Psychic VR Lab) は、新たなコレクション「HMD collection」の展示販売会 「chloma OS Umwelt」を南青山で開催しました。このコレクションの服は、HoloLensやVRヘッドマウントディスプレイなどの装着者向けにchlomaがデザインした近未来を感じさせる服です。

HoloLensを通してモデルが出現


会場となっているBY PARCO SHOP&GALLERY;でHoloLensを被ると、室内中央のオブジェを中心に、等身大のモデルの3Dモデルが出現します。

HMD collectionは男女別ではなく、ユニセックスなデザインでワンサイズ展開をしています。男女のモデルが同じサイズの服を着ているため、イメージがつかみやすいです。

HoloLensを通して見ているので、服の後ろ姿はどうなっているかは実際に出現したモデルの背後に回ることで見ることができます。1度に出現する服は1種類、モデルは2人までですが、メニューを操作することで店内で展示している服すべてを着用しているモデルを見ることができます。

広い店内ならばすべての服をマネキンに着せることも可能ですが、狭い店内だと、マネキンの置き場所がありません。すべての服は試着することができますが、試着は時間もとられますし、服の脱ぎ着は面倒なものです。試着をする前に着たイメージが見られれば気になった服のみ試着すれば済みます。

出現するのはモデルだけではなく、服の説明が書かれたボードと、服のイメージに合わせてデザインされた立体物など。コレクションの世界観や服に関する情報もひと目で観ることができました。

HoloLens開発者が購入

期間中、HoloLensを使ったファッションの展示会を目的に1日30人程が訪れ、HoloLens開発者が服を購入したとのこと。HoloLensを装着することをコンセプトにした服の展示会を、HoloLensで見せることでターゲット層に届いているようです。

気になったのは、HoloLensの仕様として視界が狭いため、服全体を見るならばかなり離れて見ないとならない点でした。

今後、HoloLensがもっと広く使われるには、HoloLens自体の視野が広がる必要があります。狭い店内でマネキンがなくとも服を着たイメージと情報を360度見ることができる、将来の展示会の方向性を感じさせるような素晴らしい展示でした。