ARの普及にはスマートフォンが鍵となってきます。ニュージーランド発のスタートアップ8iが提供するARアプリケーション『Holo』は自分で撮影した写真や動画に簡単にホログラムを追加することができます。
また、新技術と今後の映画産業を同時に推進するために、8iはソニーピクチャーズと提携して、『スパイダーマン:ホームカミング』のホログラムを『Holo』アプリケーションに追加しました。これにより、自分で撮影した写真や動画にスパイダーマンのホログラムを追加した作品を簡単につくることができるようになります。
SNSを通じた新しいARの普及へ
8iのCEOであるスティーヴ・レイモンド氏は、プレスリリースで「人々は自分のスマートフォンのカメラでこれまでにないコンテンツを作成、拡張、共有しています。 『Holo』では、スマートフォンのAR機能と組み合わせて、現実の人々のホログラムを使って自分自身を作り、表現する新しい方法を導入しています。 これまで、有名なキャラクターや有名人を使用して自分のビデオをARで演出することは不可能でした。」と述べています。
ソニーとのパートナーシップは、まだ始まりに過ぎません。 『Holo』には現在、女性向けファッション雑誌であるコスモポリタン(マジックマイクダンサー)のコンテンツと、様々なGo90スターのホログラムが含まれています。ソーシャルネットワーク全体にアプリが浸透すれば、今後さらに大きなチケットパートナーシップが生まれ、様々なホログラムが追加できるとのこと。
『Holo』は、iOSとAndroid向けに無料で配信を開始していますが、日本での『Holo』のリリースは不明です。
(参考)
Holo Introduces Holograms Of Real People to Your Pictures And Videos
https://uploadvr.com/holo-adds-holograms-real-people-pictures-videos/