2016年12月8日(木)にリリース予定のPlayStation VR(PSVR)専用ソフト『anywhereVR』。このアプリは、PSVRを装着しながら自分の手持ちのスマートフォンやタブレットを操作できるというもの。VRならではの機能として、空間を変えることが可能なため自分のお気に入りの「どこの場所でも」(anywhere)行くことができます。
PSVRに好きな場所を映して、その中でスマホをいじれる
『anywhereVR』は、360度広がるVRでスマートフォンやタブレットを操作できるコンテンツです。「おきにのトコ&いつものコト」をコンセプトにしており、たとえば、海岸や星空の下などお気に入りの空間にデバイスの画面を表示させて、いつも通りの操作を楽しむことができます。
VRで刺激的な体験を味わえるPSVRソフトが多い中で、リラックスしながらVRをながら見できる、ライフスタイル密着型のVRコンテンツです。
VRイメージ図
『anywhereVR』の利用には、本体ソフトをPlayStation4(PS4)に、専用アプリをデバイスに(Android5.0対応)にインストールする必要があります。どちらも基本プレイ無料で、2種類のロケーションが無料で入っているとのこと。有料でロケーションや音楽コンテンツを追加購入できます。現在発表されているのは、それぞれ10種類のロケーションが入った「リラックスSelection A」と「リラックスSelection B」が1980円(税込)、6曲のBGMを追加するパックが650円(税込)の3種類のパックです。
VRの中にスマートフォンの画面がそのまま表示されるので、ふだんと同じように、Webサイトを閲覧したり、SNSをしたり、電子書籍などを読んだりすることができます。
実際にプレイしているところ(自分の手元は見えません)
デバイスの画面がそのまま表示されるということは、デバイスで動画やゲームを流してもみることができますが、通信速度の影響により、なめらかに表示できないため、推奨はされていません。
また、twitterと連携すれば、タイムラインがVR内の空間に流れてくるため、のんびりリラックスしながらタイムラインを眺めることができます。ほかにも、魚釣りやパズルなどちょっとしたミニゲームも用意されています。
この『anywhereVRは、普段のスマホを操作するシチュエーションにプラスαでVRの映像や音楽コンテンツが追加されるため、「非日常な空間で日常のことができる」コンテンツになっています。
背景映像に関しては、ソニーのカメラ「α7S Ⅱ」を4台使用して撮影しており、一般的なVR映像と比べても美しく仕上がっているとのこと。
また、現状ではAndroidのみの対応ですが、原理的にはWindows PCの画面を表示することも可能であるため、今後対応デバイスを増やすこともできるとのことです。
『anywhereVR』 PlayStation Blogページ
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/3984/20161107-anywherevr.html
・ソフト情報
タイトル:anywhereVR
ジャンル:リラクゼーションVR
発売元:ソニー・ミュージックエンタテインメント
発売日:2016年12月8日
対応プラットフォーム:PlayStation4(PSVR 専用)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金あり)
プレイ人数:1人
(参考)
『anywhereVR』 PlayStation Blogページ
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/3984/20161107-anywherevr.html