続くOculusの訴訟問題 CTOジョン・カーマックがZenimax Mediaを告訴

アメリカの地方メディアDallas Daily Newsは、Oculus社の最高技術責任者(CTO)で元イド・ソフトウェア社(ZeniMax Media社の子会社)の設立者でもあるジョン・カーマック氏がZeniMax Media社を”買収金の不当未払い”で告訴したと報じました。

Oculus社とZeniMax Media社の訴訟

全ての始まりは2014年までさかのぼります。

ジョン・カーマック氏がイド・ソフトウェア社にいた時に手掛けたVR開発ツールの技術を、知的財産権が発生しているにも関わらず、Oculus社のCTOになった後も不当に使用しているとZeniMax Mediaは訴えました。

2017年2月、ZeniMax Mediaの訴えが認められ、Oculusは企業、そして創業者のパルマー・ラッキー氏などに総額5億ドルの賠償金の支払いを言い渡されました。また、ZeniMax MediaはOculusに対し、知的財産権が生じているSDK(VR開発ツール)の使用禁止を裁判所に申し立てることも検討しているとも言われています。

ジョン・カーマック氏は買収金の未払いを求めての告訴

今回、ジョン・カーマックは、自身が創設し、Zenimax Mediaが2009年に買収したイド・ソフトウェアの買収金がZeniMax Media社から支払われていないとして2,250万ドルを請求する訴訟を起こす構えを示しました。

Dallas Daily Newsには訴状の全文が掲載されています。ジョン・カーマック氏の弁護士は本件に関してコメントを控えています。

Oculusは、先の判決を受けて上告する意向を示しています。ジョン・カーマック氏の告訴と合わせて、訴訟問題がどのように落ち着くのか、まだ先が見えない状況が続いています。

(参考)It Continues! Now John Carmack Is Suing ZeniMax Media http://www.vrfocus.com/2017/03/it-continues-now-john-carmack-is-suing-zenimax-media/ (英語)

※Mogura VR は、VRFocusとパートナーシップを結んでいます。

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この記事を書いた人

  • Ryo


    いろんな言語を勉強している言語オタクです。VRにも興味があるからVRオタクです。でもゴールデンレトリバーも好きだからゴールデンレトリバーオタクでもあります。VRにはゲーム以外にも教育や福祉、医療などでも大きな可能性があると思います。そんなVRを様々な側面からわかりやすく紹介できるようのほほんと頑張ります。

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