今回は、2017年に発売を予定しているPlayStation VR(PSVR)専用リアルタイムストラテジーゲーム『V!勇者のくせになまいきだR(ぶいっ! ゆうしゃのくせになまいきだ りたーん)』を紹介します。
前作から約7年!「勇者のくせになまいきだ。」が帰ってきた!
プレイヤーは魔王に呼び出された破壊神となり、地下の魔王のダンジョンに攻め入ってくる勇者を退治することが目的の『勇者のくせになまいきだ。』シリーズ。『V!勇者のくせになまいきだ。R』は本シリーズの最新作になります。
本作が今までのシリーズと異なるのは、魔王たちが地上に出て、魔物達を増殖させて勇者を蹴散らしつつ、勇者側の本拠地である城を制圧していくという要素。これまでのシリーズは勇者に攻められる側でしたが、本作では逆に敵を攻略することもできます。
また、PSVRを装着して、ジオラマのようなマップを破壊神の目線で見下ろすことができる点も特徴に。
シリーズの根幹である「食物連鎖で魔物たちを増やしていく」形は変わりません。
魔王によって召喚された破壊神であるプレイヤーは、ゲーム世界に登場する「破壊神コントローラ(ハカコン)」を使って、ジオラマを彷彿とさせるステージマップにユニット(魔物を生み出す巣)を配置していきます。
生み出される魔物たちはシリーズ作品と同様の独自の食物連鎖によって生態系を維持しようとします。そのため、戦況や魔物の特性を考えて巣を配置しなくてはいけません。たとえば、「ニジリゴケ」は「ガジガジムシ」のエサとなり、「ガジガジムシ」は「トカゲ男」のエサとなります。そのため、「ガジガジムシ」が増えすぎて「ニジリゴケ」がいなくなってしまうと、「ガジガジムシ」は餓死してしまいます。すると、今度は「ガジガジムシ」がいなくなってしまうので、「トカゲ男」も死んでいってしまいます。そうすると、天敵がいなくなるため、「ニジリゴケ」がまた増え始めます。
なお、ニジリゴケはあらかじめマップに設置されている命の源「魔しずく」をエサにしています。そのため、「ニジリゴケ」を「魔しずく」のあるラインに確保すれば、「ニジリゴケ」「ガジガジムシ」「トカゲ男」の3種類すべての魔物を増殖させて、勇者たちを倒すことができます。
巣の配置には勇者を倒すか、村や街など勇者側の「拠点」を制圧することで手に入る「CP(カリスマポイント)」を消費します。巣が置けるのは自分の領土である「紫色」の大地のみなど、悩まされそうな要素もありそうです。
今作の新要素!「進軍」とは
今作の新要素として、昼夜の概念があることです。昼は今までのシリーズ同様、攻め入る勇者たちを撃退することがメインとなりますが、夜になると一変。魔物たちを「進軍」させ、一気に勇者側の拠点の制圧に向かうことが可能です。
しかし、油断していると制圧済みの「拠点」を勇者たちに奪い返されることもあるとのこと。
「拠点」をかけた攻防を繰り返し、敵の城を陥落させることで勝利となりますが、逆に自軍の最終拠点である「暗黒の塔」を落とされると敗北になってしまいます。
本作の見所とは
PSVR専用となった本作。その見所は、目の前に広がるRPGのマップに自分自身が入り込んだような感覚とのこと。また、映像を体験するだけのコンテンツではなく、しっかり遊べるVRコンテンツを目指して作られました。
ボリュームとしては、1ステージ最長でも20分ほどのプレイ時間で、20弱のステージが用意されています。VRの利点を活かした、思わず地形を覗き込みたくなるようなマップや遊びも考えているとのこと。
ジオラマのような箱庭世界を見下ろして采配を振る。気分は神、いや破壊神になれる今作。ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
『V!勇者のくせになまいきだR』 公式サイト
http://www.jp.playstation.com/software/title/v-yuunama-r-ps4.html
・ソフト情報
タイトル:V!勇者のくせになまいきだR
ジャンル:リアルタイムストラテジー
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
発売日:2017年予定
対応プラットフォーム:PlayStation4(PSVR 専用)
価格:未定
販売形態:ダウンロード
プレイ人数:未定
CERO:審査予定
(参考)
『V!勇者のくせになまいきだR』 公式サイト
http://www.jp.playstation.com/software/title/v-yuunama-r-ps4.html