ハコスコで体験できる実写のVRコンテンツ『Hiyoshi Jump』のiOS版が大幅にアップデートされました。名称が『VR Jump Tour』に変更され、日本各地でジャンプを体験できるようになりました。
『Hiyoshi Jump』は昨年3月に発表された実写のVRコンテンツです。神奈川県にある慶應義塾大学日吉キャンパスで、高度200m近くまでラジコンのクアッドコプターを飛ばして360度撮影を行ったものです。Oculus RiftなどのVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)を装着した状態で実際にジャンプすると、その動きをセンサーで探知し、VR空間内の自分が大ジャンプできるというもの。
実写系のVRコンテンツは、基本的にカメラの位置が撮影時の状況によるため、体験者が思うように動くことはできないものがほとんど。このHiyoshi Jumpは垂直方向だけですが、動くことができる点が特徴です。
今回のアップデートでは、iOSで体験できるアプリのタイトルが、『Worldwide Jump』に変更。日吉だけでなく、阿蘇、軍艦島、沖縄本島、伊江島でのジャンプが追加。さらに神奈川工科大学を舞台にした、ジャンプではなくブランコのような「スイング」を体験することもできます。
対応しているVRHMDは、レンズが一枚のハコスコだけでなく、レンズが二枚のGoogle Cardboardなど。ワンタッチで表示を変更することで体験可能です。
※なお、伊江島ジャンプの撮影にはMoguraVRも協力しました。
(参考)
VR Jump Tour - App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/worldwide-jump/id888974043?mt=8