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遠隔コミュニケーション 2018.04.06

遠隔地とVR会議 複雑なデザインやイメージを直感的に共有

VRソリューション企業であるWorldVizは、VRで会議やプレゼンができるアプリ「Vizible」をリリースしました。付随する製品「VizBox」の発表も行っています。

その場にいるかのようにリアルな情報交換

「Vizible」は企業向けに開発されたVRコミュニケーションアプリです。VRの特質を活かし、お互い同じ場にいるかのように、複雑なアイディアや製品イメージを3Dモデルや動画で共有します。

「VizBox」は、「Vizible」を手軽に使うためのオールインワンキットです。セット内容は、VR対応のラップトップPC、Oculus Riftのヘッドセット、ハンドコントローラーであるTouch、トラッカー、そしてこれらを梱包する頑丈なハードケースとなっています。イベントや支社店で使うことを想定しています。

WorldVizのCEOであるAndrew Beall氏は、「製品デザインや設計図といった複雑な情報を、2Dのスクリーンや図面でやり取りするのでは不十分です。特に小さなミスが大損害を生む場合には」「VRを使えばこのような情報をより正しく伝えることができ、コラボレーションに役立ちます。これが『Vizible』や『VizBox』の狙いです」と語りました。

「Vizible」は1カ月あたり250ドル(約27,000円)で定額利用できます。利用料がかかるのはホスト側のみで、会議の参加者に追加費用は発生しません。「VizBox」は7,900ドル(約845,000円)での販売ですが、レンタルも可能です。

(参考) VRFocus

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