Googleは、スマホで手軽にVRを体験できる「Cardboard」の設計図を提供しています。誰でも手軽に体験できるVRを目指してCardboardのプロジェクトを進めています。昨年7月の発表以来、多くのスマホ用VRHMDが現れました。Android向けのGoogle Play Storeでは、CardboardでVRの体験ができるアプリが多く並んでいます。しかし、どのVRHMDとアプリを使えばちゃんとしたVRが体験できるのかは、特に確実な情報がなく、ユーザーが自分で見定める必要がありました。
そうした状況に鑑み、Googleは、Cardboardアプリが正常に動作するかどうかを見極めるためのシステム「Work with Cardboard」を開始しました。
Google Cardboard公式サイトに出現した「Work with Cardboard」の紹介
「Work with Cardboard」にはVRHMDを生産するメーカーはGoogleのウェブサイトより誰でも参加可能。HMDに貼り付けるためのQRコードをGoogleのウェブサイトで生成できます。ユーザーがそのQRコードを読み取ると、ストアに並ぶアプリのうち、そのHMDで快適に体験できるアプリが並ぶ仕組みです。
Google Cardboard公式サイトに並ぶ、「Work with Cardbord」に参画しているHMD
この仕組みより、Cardboardによるより適正なVR体験が広がっていくことが期待されます。
http://www.google.com/get/cardboard/manufacturers.html
(参考)
Google Cardboard 公式ページ
http://www.google.com/get/cardboard/index.html