Oculus Riftをつけて自転車に乗ろう!VRと現実の自転車が連動するデバイス『Widerun』とは?

KickstarterにはOculus Riftなどのヘッドマウントディスプレイと使うための様々な周辺機器が登場しています。今回紹介するのは、現実の自転車に装着して固定し、Oculus Riftを使って世界の様々な場所をサイクリングすることができるようになるフィットネス用のデバイス『Widerun』です。

WIDERUN – Virtual Reality Fitness from Prest5 on Vimeo.

『Widerun』は、ヨーロッパ・アルプスの麓に位置するイタリアのトレンティノ地方在住の開発チームwiderun.comが制作しています。VRとフィットネスを組み合わせ、室内で単調にペダルを漕ぎ続けるしかないフィットネスの体験をより豊かにする目的で開発されました。

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体験する際は、Widerunに自分の持っているロードバイクなどの各種自転車の後輪を固定します。前輪の下にもデバイスを装着。漕ぐ速度、ハンドルの向いている方向に応じて、VR空間でも同じ速度、方向に移動することが可能になります。速度は時速100kmまで、ハンドルの方向は-30~30度まで認識するとのこと。

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そして、自転車に乗っている感覚を再現するために重要なのは、坂道を感じられるかどうかです。このWiderunは、坂道を感じるための重要な要素である「抵抗」もフィードバックとして実装しています。ペダルが重くなったり、軽くなったりするため、VR内の上り坂や下り坂を感じることができます

現在、彼らが製作中のコンテンツは、実写のサンフランシスコの街中や万里の長城を駆け抜けるもの。光のある方向に逃げるホラー系などの3DCGのものなどを用意しているようで、フィットネスの利用だけにとどまらないVR体験を実現したい、としています。

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現在Kickstarterで開発の支援を募っているところ。目標金額は3万ポンド(約500万円強)でキャンペーンは5月2日まで実施しています。寄付額に応じたリワード(見返り)の主な特徴は以下の通りです。

250ポンド(約44,000円):後輪用のデバイスのみ
275ポンド(75名限定、約49,000円):前輪、後輪用のデバイスセット
300ポンド(約53,000円):275ポンドと同様の内容

製品の出荷は2016年1月を予定しています。ルームランナーなどはまだ登場していませんが、今後フィットネス分野でのVRの活用はさらに進むかもしれません。

Written by 久保田瞬(すんくぼ)

(参考)
Widerun公式サイト
http://www.widerun.com/

Widerun - Kicksatrter
https://www.kickstarter.com/projects/1113967159/widerun-the-first-full-immersive-vr-biking-experie