ソーシャルVRアプリ「vTime」を提供するvTime社は、シリーズAラウンドとして760万ドル(約8.1億円)の資金調達を行いました。vTime社は今回の資金調達により、グローバル展開の加速や製品開発、そして今年後半に予定するARの導入を進めるとしています。
vTimeとは
vTimeは他のソーシャルアプリのように会話したり、アプリ内で友人を探したりできるほか、2Dや360度の写真をシェアできることが特徴です。
vTimeの開発者らによれば、アプリは2015年12月のリリース以来「100万近くダウンロードされている」とのこと。Oculus Rift、WindowsのVRヘッドセット、 Google Daydream、Gear VR、Google Cardboardと多数のデバイスに対応しています。またヘッドセットがなくとも、VR非対応版であればAndroid、iOSアプリからも楽しめます。
今回の資金調達について、vTime社の創立者でありCEOのMartin Kenwright氏は、「ARの導入により、アプリ内で新しいユニークなコミュニケーション方法を追求していきます」「最高のVR/AR体験をユーザーに届けると同時に、vTimeのフレームワークと最先端技術を組み合わせてマネタイズしていく方針です」と話しています。
(参考) Road to VR
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