アーケードVRでもプラットフォーム展開進む 最大8人同時プレイできる『VRcade Arena』

ルームスケールのVRコンテンツが充実するとともに、Omniなどのアーケード向けVRも様々なプラットフォームが登場しています。今回、広大なエリアで8人での同時マルチプレイを可能にする『VRcade Arena』が発表されました。

『VRcade Arena』とは

アーケード向けVRプラットフォームを開発、提供するVRstudiosはシアトルを本拠地に置く企業であり、同社は今回『VRcade Arena』というコンテンツプラットフォームを発表しました。これはアーケードでのVRゲーム体験に特化しており、広大なエリアで最大8人での同時マルチプレイを可能にするものです。

アミューズメントパークやファミリー向けエンターテイメント施設、映画館やカジノでの使用を想定しており、通常40フィート × 60フィート(12.1メートル × 18.3メートル)という広大なエリアを使用してのプレイが可能です。同プラットフォームは今年11月にフロリダ州オーランドで開催されるIAAPA 2017に出展される予定で、そこでは20フィート x 70フィート(6メートル × 21.3メートル)のエリアを使用してのデモが展示されます。

『VRcade Arena』はAttraction Management Platform (AMP)というシステム上に構築されており、AMPとはコンテンツやユーザー分析、ソフトウェアとハードウェアを統合的に管理するシステムで、アーケードでのVRプラットフォームの運用を容易にするものです。

使用するヘッドマウントディスプレイはワイヤレスで、ポジショントラッキングとモーションコントローラーを用いた高品質なVR体験が可能です。VRcadeは現在、2人での同時マルチプレイ対応プラットフォームである『VRcade』を運用していますが、同社のチーフマーケティングオフィサーであるT. Ron Davisによると、『VRcade Arena』は『VRcade』とは仕様が大きく異なるとのこと。『VRcade Arena』の今後の展開について詳細は発表されていませんが、アーケードでのVR体験がより潤沢なものになることは間違いありません。

『VRcade』とは

2人での同時マルチプレイを可能にするアーケード向けVRプラットフォームである『VRcade』は、現在世界中で40機以上が運用されており、米オーランド州のユニバーサル・スタジオでのハロウィンイベントでも使用されています。

同機種では様々なタイトルがプレイ可能で、『Time Zonbies』や『Barking Irons』、『planktOs』、『Crystal Guardians』や『VRcade Drone Storm』などのタイトルが用意されており、今後どのようなタイトルが追加されるか期待されます。

アーケードVR向けのプラットフォームとしてはスイスのKenzan Studioも展開を進めているほか、HTCはHTC Viveを使ったアーケード向けVRコンテンツプラットフォームViveport Arcadeを展開しています。

世界中で盛り上がるアーケードVRに向けて、コンテンツの配信や多数の施設での同時運用など“展開”を含めた取組が進んでいます。

(参考)
Road to VR / New ‘Warehouse-Scale’ VR Arcade Offering Simultaneous 8-Person Multiplayer(英語)
https://www.roadtovr.com/vrcade-arena-new-warehouse-scale-vr-arcade-system-offering-8-person-multiplayer-games/

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この記事を書いた人

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