【レポート】VRCアワード2015の展示には、日本中から本気なVRコンテンツが結集

6月6日に開催されたVRコンテンツのコンテスト、VRクリエイティブアワードでは、メインステージのプレゼンの他に、体験会やデモストレーションが行われ、ハイクオリティなコンテンツが十数点程展示されていました。今回はその模様を一部紹介します。

東京大学 触らないで触覚を伝える

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東京大学、篠田・牧野研究室では、触らないで触覚を伝えるという装置を開発しました。筆者の手の上に緑色のヤモリの形をした光が投影されていますが、この部分に「そわそわ」する感覚を感じます。他にも芋虫やテントウムシが這う感覚を伝えられます。装置の下についている黒い部分から超音波を出して、触覚を伝えています。
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この他にも先ほどの技術を応用した、空中に浮いている電子表示を触れる装置を開発しており、ドラッグしてフォルダにアプリをいれたり、空中で絵を描けたりできる最新技術を参加者が触れる事ができました。今までは、自分から触りにいかないと触れられなかったものが、物体側から触りにくるという点が大きく違います。

kai&kui Ride/カイ・クイライド

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カイ・クイライドは、フィットネス機器のJOVAに登場しながらVRを楽しめる展示となっていました。VR内で、トリウマのような生物の背に乗って、オウムのような生物が徘徊する世界を駆け抜けるというコンテンツです。JOBA自体がコンピューター制御されており、高い所から飛び降りたり、動物の背に乗っている感覚が直に伝わってくる、臨場感の高い展示となっていました。

Urban Coaster HARDMODE

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本物のブランコに乗りながらジェットコースターを楽しめる展示です。VR内の世界は、大都会のビルの間に設置されたジェットコースターのレールとなっています。足元に設置された扇風機から風が送られる事によって、ジェットコースターに乗っている時の風の感覚がリアルに味わえます。VR内でしか実現できないようなコースターの構造になっているので、スリル満点の体験を味わえます。

凸版印刷 バーチャル史跡体験

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今は無くなってしまった遺跡をVR内で復活させるコンテンツです。石垣の一部しか残っていないような城跡でも、GPSとVRコンテンツを連動させたツアーなどを開催する事で、あたかもそこに城が建っているように見せる事ができます。学術的にも、観光的にも注目を集めているコンテンツです。

また、凸版印刷では独自の技術で持ち歩きやすいスマホ用のVRデバイスを独自開発しており、手軽でもしっかりとVRの世界を体感できました。
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ジャガー・ランドローバー・バーチャル・ドライブ

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プロテニスプレイヤー、錦織圭選手と一緒にヴァーチャルドライブを体験できるコンテンツです。OculusRiftを装着すると、そこは錦織選手が車の運転席に。話しかけられたりしながら、一緒にドライブを楽しめます。錦織ファンは必見です。


(参考)
VRクリエイティブアワード公式
http://vrc.or.jp/award/

この記事を書いた人

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    先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

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