全国展開のVR体験施設「VR ZONE Portal」とは?初店舗を取材!

今年7月14日に新宿・歌舞伎町にオープンしたVR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」。VRアクティビティ(アトラクション)に力を入れた同施設は注目を集め、賑わいを見せています。
 
(参考記事)
・行く前にチェック! 新宿でVR体験「VR ZONE SHINJUKU」徹底ガイド
・VR ZONE SHINJUKU、各色チケット別の人気アクティビティまとめ
 
こうした中、「VR ZONE」の小型店舗版である「VR ZONE Portal」の全国展開が今年8月に発表されました。国内外で合計20店舗以上が展開予定とされています。「VR ZONE」が気になっていたけれど、地方住まいで行けなかった方には朗報です。
では「VR ZONE Portal」とは一体どんな場所なのでしょうか?「VR ZONE SHINJUKU」との違いはあるのでしょうか?9月20日に全国に先駆けてオープンした記念すべき第一店舗目、「VR ZONE Portal KOBEMINAMI(namcoイオンモール神戸南店)」にお邪魔して、お話を伺ってきました。

より気軽にVRを楽しめる「VR ZONE Portal」のシステムとは


「VR ZONE Portal KOBEMINAMI」は、イオンモール神戸南内のアミューズメント施設「namcoイオンモール神戸南店」内にあるコーナーです。10月の平日に取材に伺いましたが、体験希望者が列を作っておりその盛況ぶりを感じさせます。
 
同店が出店するイオンモール神戸南は、駅から徒歩一分という非常にアクセスしやすいショッピングモールです。神戸市営地下鉄海岸線の中央市場駅から直通通路でつながっています。そうした立地もあってのことでしょうか。スタッフの方によると「平日でも夕方ごろになるとお客様が増えてきます」とのことでした。平日は16時~19時、休日になると12~19時の間は待ち時間ができることもあるそうなので、遊びに行く方は時間に余裕を持ったほうがよさそうです。

namcoイオンモール神戸南店は中央市場駅からの直通通路から入ってきた入り口すぐのエスカレーターをそのまま3階まで上がるとすぐです。どうしても早く遊びたい!という方は、焦らず走らず、エスカレーターを目指しましょう。
 
「VR ZONE SHINJUKU」と大きく異なるのが、その料金体系です。「VR ZONE SHINJUKU」では入場チケットと4つのVRアクティビティチケットがセットになっています。ですが「VR ZONE Portal KOBEMINAMI」では1アクティビティ1回1000円と、すべてバラバラに購入することができます。入場料や予約などの煩わしいシステムはありませんので、1回だけ体験してみたい!という方でも気軽に楽しめるシステムでしょう。
 
ただ一つ注意点が。『脱出病棟Ω』は2~4人で楽しむアクティビティのため、1人で遊びに行くと体験できません。たまたまお1人様が重なり体験できることもあるそうですが、あくまでたまたまです。ご家族やお友達を誘って遊びにいってはいかがでしょうか。
 

各アクティビティは、体験する前にスタッフの方からしっかりとゲーム内容や注意点など説明を受けた上で体験する流れとなっています。この説明を受けたあとで参加を決められるのも非常にスマートです。スタッフさんの対応も素晴らしく、安心して体験ができるでしょう。料金の支払いも説明を受けいざ体験するという段階ではじめて支払うので、チケット代を無駄にしてしまうといったトラブルがないのもいいです。
 

スペースの関係からか、荷物を預けるロッカーはありません。体験中は筐体横のかごに入れる形になっています。ただ、さっと並んですぐ体験という「VR ZONE Portal」の狙う気軽さを考えると、ロッカーに預ける手間を取らずにすぐに体験できるのもいいのでは、と考えることもできます。

スタッフの方に聞いた!人気アクティビティは?

「VR ZONE KOBEMINAMI」に展開されているVRアクティビティは全部で4つ。「VR ZONE SHINJUKU」で展開されているものと同じのため、すでに遊んだことのある方、内容を知っている方も多いでしょう。ですが、関西でしかもショッピングモール内という立地が人気にどう影響しているのか気になるところです。オープンから一カ月、そのあたりも交えてお話を伺いつつ体験させていただきました。

ホラー実体験室 脱出病棟Ω

https://www.youtube.com/watch?v=O0eq13EpGlU


「VR ZONE Portal KOBEMINAMI」で一番人気のアクティビティが『ホラー実体験室 脱出病棟Ω』です。2~4人の友だちと一緒に遊ぶアクティビティで、呪われた廃病棟を車いすに乗って進んでいくお化け屋敷アトラクションです。車いすという自由に身動きできない状況と、真っ暗な病棟を懐中電灯で照らして進んでいく不安が体験者を恐怖のどん底へと叩き込んでくれます。椅子が振動し、風が吹きつけられるので臨場感も抜群です。
 
暗闇から飛び出してくる「得体のしれない何か」には思わずヒェェと声をあげてしまうでしょう。面白いのが一緒に病棟を進む友だちとの声はマイクを通じてヘッドホンから聞こえるようになっています。一緒に体験する友だちがたくさんいるにもかかわらず、それぞれが進むルートは別々で一人とかなり心細い。そこを声を掛け合っていくことで、なんとか恐怖心を紛らわせて進んでいく。
この声がアミューズメント施設にいるお客さんへの呼び水となっているのがまた面白いです。ギエー、ギャー、大丈夫か、がんばれ、などと叫んでいると、いったい何なのだろうとお客さんが寄ってきます。そのうち人だかりができて、興味を持ったお客さんが体験を希望しはじめる。VRアクティビティが置いていることを知らない方も、この叫びに吸い寄せられてくるわけです。一番人気も頷けます。

急滑降体感機 スキーロデオ

https://www.youtube.com/watch?v=5Q9mbnUuYqk


危険な雪山をスキーで滑り降りるエクストリームスポーツを体験できる急滑降体感機スキーロデオは、「VR ZONE Portal KOBEMINAMI」の二番人気です。
 
スキーシミュレーション用の筐体を使っているのが特徴。体を実際に動かして山肌を滑り降りていきます。右へ左へ障害物を交わし、ときにはジャンプ。ネットで見かけるようなエクストリームスポーツそのものです。体を動かすだけでなく、風が吹き付けられるので、あたかも本当に山肌を滑走しているかのような感覚を味わえます。男女や趣味嗜好問わず興味を惹かれる内容が人気の理由でしょう。 
取材時も平日にもかかわらず、体験希望者が途切れずやってきていました。一番人気の「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」が2人以上の人数制限があるため、こちらの方がもしかすると列が長い場面もあるかもしれません。体験を希望する方はチェックしておきましょう。

 VRシネマティックアトラクション アーガイルシフト

https://www.youtube.com/watch?v=SrTUkrq3eCo

 

ロボットのパイロットとなり、同乗するAIヒューマロイドと一緒に敵と戦う。そんな男の子の夢を凝縮したようなアクティビティが『アーガイルシフト』です。シートが振動することで、戦闘の臨場感をぐっと高めてくれる。VR操作を意識してだろうか、顔を動かし射撃の狙いを定めたり、ミサイルを避けたりするのが面白い。ゲーム慣れしていない方でも直感的に操作でき、安心して楽しめる操作系統でしょう。
まあ、そういうことはさておき、ナビゲートのAIヒューマロイド・アイネちゃんが非常にかわいい。いちいち顔が近い。露出も激しい。男ならドギマギすること間違いなしです。いや、女性だってドギマギします。女性スタッフさんがアイネちゃんの可愛さを力説してくれたんですから。きっとどなたでも楽しめるでしょう。
 そのスタッフさんがおっしゃるには、いろんな行動をおこすことで、アイネちゃんのセリフが変わるのがまた可愛いそうです。ぜひ何度も遊んでみて、アイネちゃんの可愛さとロボットバトルの臨場感を味わってほしい。

ガンダムVR ダイバ強襲

https://www.youtube.com/watch?v=KZ4PqPp-u_k

『ガンダムVR ダイバ強襲』は「VR ZONE Portal KOBEMINAMI」の目玉として展開されているアクティビティです。お台場に設置された1/1スケールのガンダムが動き出し、ガンダムの手に乗る夢のような体験が味わえる。モビルスーツが地面を踏む振動に心が躍り、ガンダムが目の前で戦闘する様はかなりの迫力である。体験しがいのあるアクティビティです。そのため、現在はガンダム好きの方が目当てにやってくることがほとんどだそうです。
 ガンダムが好きな方以外にも楽しめるアクティビティなので、ぜひぜひ体験してほしいとのこと。

「VR ZONE Portal」の今後の展開が待ち遠しい。

アミューズメント施設と一体化させ、気軽にVRアクティビティを楽しめる「VR ZONE Portal」。VRに興味津々の方から、VRという言葉しか知らない人まで、さまざまな顧客をターゲットに据えたこの店舗形態は非常に興味深いです。今度の店舗展開に期待が高まるばかりです。
 
また、「VR ZONE Portal KOBEMINAMI」の今後の展開も非常に気になります。アクセスが非常に良いため、評判が広まればもっともっと人気のスポットになるのは間違いありません。今後は反響を見てVRアクティビティの入れ替えなども検討されているそうです。こちらの動向にもぜひ注目をしていきたいです。少しでも気になった近隣の方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

  • 洋ナシ

    DTPオペレーター・デザイナー、アニメグッズ販売、害虫駆除業者など様々な職を転々とした末、現在は兼業でライターをしています。
    インディゲームシーンを追いかけており、それに合わさり熱を帯びるVRにもまた興味があります。

    Twitter:@younasi