劇場版エヴァの聖地「新宿ミラノ座」跡地にて、20年越しでエヴァに搭乗!VR ZONE『エヴァVR』

ちょっと私個人の昔話からさせていただくと、自分が深夜の映画上映に初めて行ったのは、1997年3月に上映された「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の封切日のことなんですね。確か見た映画館は、新宿ミラノ座(東京都新宿区歌舞伎町1-29-1)だったかな。上演初日で、9体のEVA量産機が空から舞い降りてくるシーンで「魂のルフラン」が流れてきたところで映画は終わり、その後はなすべくもなく始発の時間まで新宿の街で夜を明かしたのを今でも思い出します。
さらに、シト新生の続編「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」(1997年7月上映)では、劇中後半の実写パートにおいて新宿ミラノ座の劇場の中の様子が使われていています。そんな新宿ミラノ座も、2014年に閉館して、再開発するということです。

そして時は流れて20年。私も縁があってVR ZONE SHINJUKUを取材することになりました。エヴァのコンテンツもあると聞いて楽しみに現地に行ってみた……ら

おい、ここ20年前に行ったところだぞ!

そうなのです。VR ZONE SHINJUKU(東京都新宿区歌舞伎町1-29-1)はまさに新宿ミラノ座が建っていた場所にあるのです!

ということで、まさかの劇場版エヴァ(旧劇場版)の聖地「ミラノ座」があった場所で、20年越しで「魂の座」に乗ってきました!

コンテンツ内容と操作説明

本コンテンツは、エヴァ正規パイロットが不在の中、「臨時パイロット」としてエヴァンゲリオン零号機、初号機、2号機に搭乗し、第3新東京市に襲来した「第10の使徒」と戦闘するというもの。

実際にアトラクションに入る前に、オペレーターから操作方法を教わります。
・シートの左右にあるレバーを、両方とも同じ方向に倒すと左右前後そちらの方向に移動。
・右手のレバーのトリガーを引くと攻撃。
・武器の弾数が尽きた状態で武器庫の近くで左手のレバーのトリガーを引くと「アサルトライフル」「ガトリング砲」「N2ミサイル」のどれか1つの補充(ランダム)。それぞれ武器に特徴があり、例えば「N2ミサイル」は威力は大きいが重くて移動できなくなるので、入手した場合は即座に使用するとよい。
また、使徒の攻撃で行動不能になったら、「動け、動いてよ!」と言いながら(言わなくてもいい)左右のレバーをガチャガチャと動かすと戦線に復帰できます。

そして説明が終わるとコクピットへ。VR ZONE SHINJUKUには本コンテンツのコクピットが3台×4セットあり、各セット左から零号機、初号機、2号機となっています。気になる機体があるようでしたら、同乗者と相談して好きなコクピットに陣取りましょう。

さて、本コンテンツ、「VR技術によって、エントリープラグ内部のコクピット(魂の座)を完全再現!」「巨人エヴァを操る規格外のスケール感を体験せよ!」というのがセールスポイントになっているので、まずはその点を見てみましょう。

エントリープラグ内部のコクピット(魂の座)の再現は?

普通こういうコンテンツって、椅子に座ると脚を床に対して垂直に下ろすじゃないですか。でも『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』では、脚を伸ばして座れるようなシートの形状になっています。脚を伸ばして座る、しかも両脚でコクピットの装置を挟むような形で座る、それだけでエヴァのコクピットにいる気分、もう満足です。

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を被ると、ミサトさんらからの説明が始まります。
そして、エヴァを動かすためにエントリープラグ内部がLCLという液体で満たされるのですが、それがまた凝っています。まず視覚的に、下の方からオレンジ色の液体が徐々にあがってきます。それだけでなく、液面が顔あたりにきたあたりで前面からの風により触覚でもLCLに浸かっていく感触を体感。ちゃんと、リツコさんの「大丈夫、肺がLCLで満たされれば……」という説明も聞こえます。

そして、耳のあたりまで液体に浸ると、コポコポという泡の音が後ろからしてきます。
このような複数の感覚によるLCLに浸かる状況の再現、これはぜひ実際に体験してください。シンジ君が最初に初号機に搭乗したときの不安がわかるはずです。そして(血のような臭いは残念ながら無かったですが)、LCLでエントリープラグが満たされてもちゃんと呼吸ができたときに、自分はエヴァのパイロットだ、なんでもできるぜ、という万能感が生まれてきます!

「巨人エヴァを操る規格外のスケール感」は?

その後、A10神経接続がはじまり、シンクロ率が表示されるのですが……10.7%。あれれ、低いぞ?さっきの万能感はいずこへ……。

この後の動作に不安がでてきましたが、でも臨時パイロットとしてはいいほうだと思う!と気を取り直して。

そして、聞き覚えのあるNERVのメンバーのアナウンスから発進シークエンスへ。落ち着いて周りを見渡せば、地下ケージの様子が見えてきます。もうね、壁は遠くて、通路を歩くスタッフは小さくて。それだけ、ケージが大きいということだし、それが格納されているエヴァの巨大さを身をもって実感できます。そして復活する自信。

そんな大きさのエヴァが射出口まで運ばれ、そして射出され高速で地上に向かっていきます。このアニメでも見たシーンが、視覚だけでなく振動とともに味わえるなんて、そりゃ、あちこち見渡して、はしゃがないわけないでしょ!

もうここまでで、エヴァのコクピットに乗るというアトラクションとしては最高です。

第10使徒、襲来。そして

と、そんなうちに、地上に到着。そして攻撃とともに第10使徒がその姿を現します。はしゃいでる場合ではありません。臨時とはいえエヴァのパイロットになったのですから、使徒を殲滅させなければいけません。

まずは教わった通りに、顔を動かしてレティクル(照準)を目標に向け、右トリガーを引いて攻撃を開始します。しかし使徒も攻撃してくるので、避けなければいけません。そこで、レバーを傾けて避けようとするのですが、あれ?動かない!動いてくれないのでガムシャラに銃撃していたら、知らぬ間に弾が出なくなった!それでも使徒の攻撃は続く!あれ、あとどれくらいの時間EVAは動くの!?
……と、先ほどの大はしゃぎから一転、同時に様々な事が起きたためパニックになってしまいました。これはシンクロ率が低いからじゃない!練度の低いパイロットあるあるだ!

そうこうしているうちに、使徒の攻撃によるダメージで私が搭乗しているEVA零号機は動かなくなってしまいました。(ちょっと照れながら)「動け、動いてよ!」と叫びながら左右のレバーを動かし戦線復帰。

そしてようやくここで、気持ちを落ち着かせ、状況を整理します。
・弾薬が尽きたならば、弾薬庫のそばに移動し、左トリガーを引いて新たな武器を手に入れなければいけない
・弾数や活動限界までの時間など、必要な情報はモニターに表示される
・レバーは左右両方を同じ方向に傾けないとエヴァはその方向に動かない
・他の2人のパイロットとは通信回路がつながっているので、会話ができる
・がむしゃらに攻撃するだけでなく、使徒の行動を観察するのも重要だ

よし。ここからは、武器もちゃんと変え、反撃に転じるぞ!
というところで活動限界が来てしまい、レバーを動かしても反応がなくなりました。
その状況で自然に出る言葉は

「動け、動いてよ!」

しかしそんな言葉もむなしく響き、使徒はエヴァの前に迫ってきて……

そんな3人のパイロットの搭乗、そして戦闘記録動画です。

 

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なお、難易度は高いですが、うまく行動ができていれば、使徒は殲滅できるそうです。ただ、敗北しても「あのシーン」をパイロット視点で見るという、ファンにとってはレアな経験もできるので、一度目は負けて、そしてもう一回体験するのもありかも。

まとめ

・まずはエントリープラグの中にいることと、エヴァの大きさを堪能しよう
・使徒との戦闘が始まったら、スケール感を感じつつも、パイロットとして冷静に行動しよう
・旧劇場版を見ていたオールドファンならF、立地に思いを馳せると感慨深いかも

VR ZONE SINJUKU 『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』 紹介ページ
https://vrzone-pic.com/activity/eva.html

【先行体験レポ】君は最強の使徒と対峙して逃げずに戦えるのか?期待大の『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』
http://www.moguravr.com/eva-vr/

 

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この記事を書いた人

  • 「ゲームと社会をごちゃまぜにして楽しんじゃえ」がモットーの、フリーのコンテンツ開発者。節電ゲーム「#denkimeter」の開発担当だったり、最近はVRコンテンツも作ってます。
    本業は、アイマスP(アイドルマスターのファン)を。

    Twitter:@hitabataba

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