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活用事例 2017.10.11

恐怖やスリル、お色気まで!?「VR×心拍数」の組み合わせとは

VRコンテンツは、様々なジャンルと組み合わせたものが数多く登場しています。その場から動けなくなるほどの恐怖体験、高所やスピードで味わうスリル感などといったドキドキ感を味わえるのもVRならではといえます。

今回、そのドキドキ感を活用した新たなVRシステム『VR PULSE』が開発されました。『VR PULSE』は、VRと心拍センサーを組み合わせたアミューズメントシステムです。

本システムは、体験者にVRデバイスで恐怖やスリル、お色気など、心拍数高める映像を見せながら、同時に測定を行い、心拍数が高まるほどライフゲージが減っていくものとなっています。

本システムは、2017年4月に開催の「ニコニコ超会議2017」にて民進党ブースに設置されたVRコンテンツ『VR蓮舫』に先行導入されています。同コンテンツは、プレイヤーが総理大臣となり、民進党の蓮舫氏からの追求に耐えながら国会審議を進めていくものとなっています。画面に表示された「ガクブルメーター」がプレイヤーの動揺を検知し、心拍数によって総理大臣適性が診断されます。

また、『VR PULSE』で体験者が感じるドキドキを観覧者も共有することが可能となっています。心拍数を可視化するモニターが用意され、心拍数が一定基準値を超えると、同時に体験者の観ている映像も映し出され、心の動きが周囲に知られるようになっています。

今後は、体験者が最もドキドキした瞬間の写真と、そのとき見ていた映像を組み合わせた「ハイライト・ショット」をSNSで共有することも可能になるとのこと。

企画提案から撮影、事後レポートまでをサポート

『VR PULSE』を開発する株式会社ピラミッドフィルムクアドラは、同サービスの提供を開始しました。同社は、企画提案・演出・撮影・編集・事後レポートなどの行程を1パッケージとして提供します。制作期間は最短1か月からとなっており、導入コストは300万円から、イベント体験者数やSNSでの反響をまとめたレポートも作成するとのことです。

『VR PULSE』体験版として、対戦相手からの心拍数を高めてくる攻撃に対して、いかに平常心を保てるかを競うゲームコンテンツが用意されています。対戦相手の第1弾はグラビアアイドルが相手となっています。

(参考)
VR+ドキドキ(心拍)のアミューズメントシステム『VR PULSE』 / PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000025690.html

 

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