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VRHMDを外さずに買い物 中国・アリババ子会社、新決済システム「VRペイ」を発表

中国の電子商取引最大手である”アリババ・グループ・ホールディング”傘下のオンライン決済サービス会社”アント・フィナンシャル”は、VRHMD(VRヘッドマウントディスプレイ)を装着したままVR内で買い物を行うことができる新決済システム「VRペイ」を発表しました。
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うなずいたり視線を合わせることで支払いが可能に

「VRペイ」は新たなオンラインショッピングの方法としてアリババが開発した技術です。ユーザーはVR内のショッピングモールで商品を閲覧し、気に入った商品があればVRHMDを装着したまま頷いたり視線を合わせることで買い物ができます。

過去数か月にわたりVR支払いサービスの開発を行ってきたアント・フィナンシャル社のLin Feng氏はロイターの取材に対し次のように語っています。「支払いのたびにHMDを着脱するのは非常に面倒です。しかしこの技術のおかげでいちいち携帯電話を取り出す必要はなくなるでしょう。」

音声識別技術による認証

ユーザーの認証は接続されたデバイス上からのログインか、もしくは一人一人の声紋を使用する音声識別技術を用いたログインが可能です。Lin Feng氏によると、他の生体認証技術と比較して、これが最も便利な方法であるとのこと。

また認証の際にはパスワードが必要ですが、これもタッチや頭の動き、もしくはディスプレイ上のポイントを1.5秒以上見つめることで入力が可能とのこと。

”ツール”としてのVRの活用

未来のショッピングのかたちが垣間見える「VRペイ」は、2016年末までに商業的実用化が予定。アント・フィナンシャル社は、同決済サービスにさまざまなVRHMDメーカーやアプリ開発業者をつなぐことで、VRは単なるおもちゃではなく”ツール”になると主張しています。

(参考)
Alibaba’s new payment system lets virtual reality shoppers pay by nodding(英語)
https:[email protected][email protected]e5425%2Freuters.com?utm_content=buffer9bc23&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

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この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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